Every Little Thingの持田香織、ドリカムのPVに出演

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6月25日に発売されるDREAMS COME TRUEのニュー・シングル「MERRY-LIFE-GOES-ROUND / TRUE, BABY TRUE.」収録曲「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」のミュージックビデオに、Every Little Thingの持田香織が出演していることがわかった。

出演依頼をされた持田は、「大先輩であるドリカムのミュージックビデオに自分が出演するなんて、おこがましい」と、最初は出演を迷っていたという。しかし、DREAMS COME TRUEの中村正人と直接会って楽曲を聴いた彼女は、「この曲に描かれている社会の中で仕事や恋に悩みながらも前を向いて歩み続ける女性と、モナリザのような静かな微笑みを浮かべ、ミュージシャンという職業で社会の中で活躍している持田さんのイメージがピッタリなので、この曲を映像化するために力を貸してほしい」という中村の言葉で、出演を決意した。

アーティストが別アーティストのミュージックビデオで主演を務めるのは、日本初。撮影はEvery Little Thingの全国ツアーの合間を縫い、山梨県本栖湖と都内にて2日間にわたり行なわれた。現場には2日間とも中村が駆けつけ、撮影を見守った。

ミュージックビデオの中では「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」を口ずさむシーンが多いため、全国ツアーの移動中などに楽曲を聴き込み、歌詩を全て覚えて挑んだという持田。草原の中を持田が裸足で歩くシーンでは、ドリカム中村が自らほうきを持ち、持田が歩く道を掃くなどして撮影に協力した。クライマックスとなる森の中のメリーゴーランドのシーンでは、持田がアカペラでサビ部分を口ずさみ、撮影現場の空気が一転するほどの感動的なパフォーマンスを披露。撮影に同行していた中村も大感激し、涙を浮かべていたという。

撮影場所の本栖湖畔からは、台風一過ということもあり富士山が綺麗に見え、持田と中村は撮影の合間に自前のカメラを持ち、千円札の裏側に描かれている富士山の絵と同じ眺望を見ることができるビュー・スポットで、富士山の撮影に夢中になったとか。また、台風の影響で前日から暴風雨だった都内での撮影では、撮影がスタートする昼前に雨がスッカリ上がり、晴れ間も見えるほど天候が回復。翌日の本栖湖畔ロケも雲ひとつない好天に恵まれ、持田の晴れオンナっぷりが発揮された。

思わず身体を揺らしたくなる清々しいナンバー「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」と、軽快なダンス・ミュージックに仕上げられた「TRUE, BABY TRUE.」。2曲とも、“ライフ…生命、生きること”をテーマにした希望を感じるポジティヴなナンバーで、吉田美和はこのシングルのことを“ライフ・シングル”と呼んでいる。

持田香織(Every Little Thing)コメント
「ドリカムさんといえば、私がデビューする前からずっと聴いていて、新曲が出るたびにいつも楽しみにしてきた憧れのアーティスト。デビュー当時、番組で一緒に歌わせていただいたこともあり、そのときの美和さんや中村さんのやさしい笑顔がすごく印象に残っています。ミュージックビデオへの出演依頼をいただいたとき、今回の企画は、私が今まで見てきたミュージックビデオの中で例のない内容だったので、いったいどんな感じになるのか全く想像できなくて、正直戸惑っていました。でも実際に中村さんとお会いして、お話をさせていただく中で、微力ながら力になれればと思い、出演させていただくことにしました。撮影で一番印象に残ったシーンは、ドリカムが紡ぐすごくステキな音楽に包まれながら、森の中でキャストのみなさんと楽しく体を揺らしている場面で、とても気持ちよかったです。今回の経験は、私のこれからの人生に少しずつですが形を変えながら、きっと意味のある何かになると思っています」
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