絢香×安藤美姫、遂に初対談
絢香×安藤美姫…数々の番組からのオファーがありながらも実現しなかった奇跡の対談がフジテレビ「僕らの音楽」にて遂に実現した。奇跡の出会いから2年半、二人の友情秘話が初めて公に語られる。
デビュー年の新人賞を総なめにし、1stアルバム『First Message』が140万枚セールスを記録、今まさに2ndアルバム発売を控える絢香。そして日本を代表するフィギュアスケートの選手として、国内はもちろん世界各国の大会で大活躍を見せ、2007年の世界選手権では金メダルを獲得した安藤美姫。この全く違うジャンルで活動するふたりにはいくつかの共通点があった。
まず、ふたりの生年月日が1987年12月18日。全く同じという偶然。そして2006年2月がふたりにとって大舞台になったという偶然。絢香は2月にデビュー、安藤美姫は2月にトリノオリンピック出場と、人生で大きな舞台に立ったタイミングが同じだった。一番大切な勝負タイミングを共有し、ふたりはお互いに運命のようなものを感じたという。
この2人の出会いはこうだ。
ふたりの生年月日が一緒という偶然が明らかになり、絢香と安藤美姫を取材していた某テレビ局報道記者によって、絢香のデビュー曲「I believe」のCDと手紙が安藤美姫の元に届けられた。偶然にもそれは、2005年12月24日(土)東京・代々木体育館で行なわれた全日本選手権大会の女子シングル「ショート・プログラム」の本番日。安藤美姫はその日の本番直前までこの曲を何度も聴いたという。
「I believe」は、絢香が高校2年生の頃「自分の将来に対する不安」と「日々、目の前に迫って来る不安の壁」に悩んでいた時に書いた曲。「“自分を信じる”…人間として生まれた以上、ずっと持ち続けないといけない大切な信念。なのに忘れがちになってしまう。だからこそ、歌にして、それを歌い続けることで、自分に言い聞かせ続けたい」という思いによってこの曲は生まれた。この歌に込められた「I believe=自分を信じることから全てが始まる」というメッセージが、当時、それまで不調に喘いでいた安藤美姫の心を支えた。
「I believe」を聴いて、自分に足りないもの、失っていた自分自身への自信を取り戻せて、2005年12月末の全日本選手権大会では自分らしく演技でき、その気持ちのまま今日まで来ることができたという安藤美姫。トリノオリンピック出場時には各メディアのインタビューで、「練習やウォーミングアップの時はいつもこの曲を聴いていて、とても励まされ力づけられている」「怪我や自信がないとき多かったが、自分を信じるから前に進めて色んなことができる気持ちにさせられ、自分がなくしていたものを思い出させてくれた」と安藤美姫は語っていた。
2006年3月。トリノオリンピックが終わって帰国したばかりの安藤美姫から、「正式なリンクの上で“I believe”で滑りたい」という嬉しいリクエストが来る。絢香は「I believe」のオリジナル日本語ヴァージョンをエキシビジョン用にアレンジして安藤美姫に提供。いくつかの国内の大会にて、「I believe」日本語ヴァージョンで、安藤美姫は素晴らしい演技でオーディエンスを魅了した。その間、「I believe」を歌いながら気持ち良さそうにパフォーマンスしている安藤美姫の姿を観戦したり、絢香のライヴに安藤美姫が訪れたりという交流もあった。お互い忙しくてなかなか会えないが、メールや電話での交流の密度が増す。
そして、2006年夏。海外の大会に出場する安藤美姫から、「この曲を世界中の人達に届けたい。だから是非、海外の大会では英語ヴァージョンで踊りたい」と、絢香に「I believe英語ヴァージョン」の制作を打診。絢香はそれを快諾し、急遽、安藤美姫の為だけに、英語ヴァージョン「I believe」のレコーディングを敢行。それを安藤美姫にプレゼント。その直後のスケートアメリカで安藤美姫は久々の優勝を飾ったのだ。安藤美姫は見事、絢香との約束を果たした。
そして、2007年3月のフィギュア世界大会。大会運営サイドから、絢香は次の依頼を受ける。世界一を決める一番大きなこの大会で、もし安藤美姫が奇跡の優勝を果たしたら…最終日のエキシビジョンで安藤美姫が「I believe」で滑る際に、「I believe」を生でパフォーマンスして欲しいと。
安藤美姫に変なプレッシャーを与えたくない、という配慮から、絢香は、前もってこの事を安藤美姫には伝えないで欲しいと大会関係者にリクエスト。見事、奇跡の逆転優勝を果たし、そのサプライズを絢香から聞いた安藤美姫は大感動。
そして、エキシビジョンの日。急遽、新たなサプライズが加わる。当日の安藤美姫のリハーサルの直前に、安藤美姫から「エキシビジョンのアンコールは絢香の“三日月”の生歌パフォーマンスで滑りたい」という連絡が突然入る。「I believe」に加えて、急遽「三日月」での夢のコラボレーションも実現した瞬間だ。
こんな奇跡の2人の出会いから2年半、念願の対談がこのたび実現となった。「I believe」が繋ぐ友情トーク。05年の全日本選手権、06年のトリノオリンピック、07年の世界フィギアでの感動のコラボレーション…と、様々な感動秘話が二人の口から初めて語られる。対談に加え、安藤美姫の目の前でピアノ弾き語りによる「I believe」はまさしく必見だ。
また、番組の対談中にまたひとつ、奇跡的な偶然が発覚。安藤美姫が、今年のテーマとして「空」を挙げているという発言に絢香が大興奮した。そう、御存知のように、今の絢香のテーマも「空」なのだ。空を仰いで歌を歌うスタイルであることも以前お伝えしたとおり。6月25日に発売となる2ndアルバムのタイトルも『Sing to the Sky』。もちろん、お互いその事実はお互い何も知らないことであった。
「今日はとても楽しかったです!そして絢香の新しい一面が見る事ができてよかったです。いつも、電話とメールと音楽を通して絢香にはパワーと勇気を貰っていますが、今日、久々に直接会ってたくさん話ができて、改めてパワーと勇気を貰いました。感謝の気持ちでいっぱいです。素敵な出会いを本当にありがとうございます」──安藤美姫
「とにかく楽しい対談でした。よく会えるわけじゃないのに、通じ合ってる。お互いやっぱり似てるんだなと、再確認できました! ここまで刺激し合える人、そうそう居ません。美姫ちゃんからパワーをまたまた貰いました!」──絢香
「僕らの音楽」6月27日放送
CX系列全国ネット23:30~23:58
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まず、ふたりの生年月日が1987年12月18日。全く同じという偶然。そして2006年2月がふたりにとって大舞台になったという偶然。絢香は2月にデビュー、安藤美姫は2月にトリノオリンピック出場と、人生で大きな舞台に立ったタイミングが同じだった。一番大切な勝負タイミングを共有し、ふたりはお互いに運命のようなものを感じたという。
この2人の出会いはこうだ。
ふたりの生年月日が一緒という偶然が明らかになり、絢香と安藤美姫を取材していた某テレビ局報道記者によって、絢香のデビュー曲「I believe」のCDと手紙が安藤美姫の元に届けられた。偶然にもそれは、2005年12月24日(土)東京・代々木体育館で行なわれた全日本選手権大会の女子シングル「ショート・プログラム」の本番日。安藤美姫はその日の本番直前までこの曲を何度も聴いたという。
「I believe」は、絢香が高校2年生の頃「自分の将来に対する不安」と「日々、目の前に迫って来る不安の壁」に悩んでいた時に書いた曲。「“自分を信じる”…人間として生まれた以上、ずっと持ち続けないといけない大切な信念。なのに忘れがちになってしまう。だからこそ、歌にして、それを歌い続けることで、自分に言い聞かせ続けたい」という思いによってこの曲は生まれた。この歌に込められた「I believe=自分を信じることから全てが始まる」というメッセージが、当時、それまで不調に喘いでいた安藤美姫の心を支えた。
「I believe」を聴いて、自分に足りないもの、失っていた自分自身への自信を取り戻せて、2005年12月末の全日本選手権大会では自分らしく演技でき、その気持ちのまま今日まで来ることができたという安藤美姫。トリノオリンピック出場時には各メディアのインタビューで、「練習やウォーミングアップの時はいつもこの曲を聴いていて、とても励まされ力づけられている」「怪我や自信がないとき多かったが、自分を信じるから前に進めて色んなことができる気持ちにさせられ、自分がなくしていたものを思い出させてくれた」と安藤美姫は語っていた。
2006年3月。トリノオリンピックが終わって帰国したばかりの安藤美姫から、「正式なリンクの上で“I believe”で滑りたい」という嬉しいリクエストが来る。絢香は「I believe」のオリジナル日本語ヴァージョンをエキシビジョン用にアレンジして安藤美姫に提供。いくつかの国内の大会にて、「I believe」日本語ヴァージョンで、安藤美姫は素晴らしい演技でオーディエンスを魅了した。その間、「I believe」を歌いながら気持ち良さそうにパフォーマンスしている安藤美姫の姿を観戦したり、絢香のライヴに安藤美姫が訪れたりという交流もあった。お互い忙しくてなかなか会えないが、メールや電話での交流の密度が増す。
そして、2006年夏。海外の大会に出場する安藤美姫から、「この曲を世界中の人達に届けたい。だから是非、海外の大会では英語ヴァージョンで踊りたい」と、絢香に「I believe英語ヴァージョン」の制作を打診。絢香はそれを快諾し、急遽、安藤美姫の為だけに、英語ヴァージョン「I believe」のレコーディングを敢行。それを安藤美姫にプレゼント。その直後のスケートアメリカで安藤美姫は久々の優勝を飾ったのだ。安藤美姫は見事、絢香との約束を果たした。
そして、2007年3月のフィギュア世界大会。大会運営サイドから、絢香は次の依頼を受ける。世界一を決める一番大きなこの大会で、もし安藤美姫が奇跡の優勝を果たしたら…最終日のエキシビジョンで安藤美姫が「I believe」で滑る際に、「I believe」を生でパフォーマンスして欲しいと。
安藤美姫に変なプレッシャーを与えたくない、という配慮から、絢香は、前もってこの事を安藤美姫には伝えないで欲しいと大会関係者にリクエスト。見事、奇跡の逆転優勝を果たし、そのサプライズを絢香から聞いた安藤美姫は大感動。
そして、エキシビジョンの日。急遽、新たなサプライズが加わる。当日の安藤美姫のリハーサルの直前に、安藤美姫から「エキシビジョンのアンコールは絢香の“三日月”の生歌パフォーマンスで滑りたい」という連絡が突然入る。「I believe」に加えて、急遽「三日月」での夢のコラボレーションも実現した瞬間だ。
こんな奇跡の2人の出会いから2年半、念願の対談がこのたび実現となった。「I believe」が繋ぐ友情トーク。05年の全日本選手権、06年のトリノオリンピック、07年の世界フィギアでの感動のコラボレーション…と、様々な感動秘話が二人の口から初めて語られる。対談に加え、安藤美姫の目の前でピアノ弾き語りによる「I believe」はまさしく必見だ。
また、番組の対談中にまたひとつ、奇跡的な偶然が発覚。安藤美姫が、今年のテーマとして「空」を挙げているという発言に絢香が大興奮した。そう、御存知のように、今の絢香のテーマも「空」なのだ。空を仰いで歌を歌うスタイルであることも以前お伝えしたとおり。6月25日に発売となる2ndアルバムのタイトルも『Sing to the Sky』。もちろん、お互いその事実はお互い何も知らないことであった。
「今日はとても楽しかったです!そして絢香の新しい一面が見る事ができてよかったです。いつも、電話とメールと音楽を通して絢香にはパワーと勇気を貰っていますが、今日、久々に直接会ってたくさん話ができて、改めてパワーと勇気を貰いました。感謝の気持ちでいっぱいです。素敵な出会いを本当にありがとうございます」──安藤美姫
「とにかく楽しい対談でした。よく会えるわけじゃないのに、通じ合ってる。お互いやっぱり似てるんだなと、再確認できました! ここまで刺激し合える人、そうそう居ません。美姫ちゃんからパワーをまたまた貰いました!」──絢香
「僕らの音楽」6月27日放送
CX系列全国ネット23:30~23:58