マドンナ、まさしく破竹の勢い

最新アルバム『ハード・キャンディー』が、2週連続でオリコン・アルバム総合ランキングNo.1を獲得した。

何気にこれは彼女にとって1990年の『アイム・ブレスレス』以来、約18年ぶりの快挙。洋楽としては2007年11月のバックストリート・ボーイズ以来、約半年ぶりのことになるが、洋楽女性アーティストとしては、2004年5月のアヴリル・ラヴィーン以来、約4年ぶりのことだ。

アルバムは現在、日米英を含む以下世界36ヵ国でNo.1をマークしているが、前作『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』は世界40カヵ国でNo.1を獲得しており、この作品こそポップ・ミュージック史上No.1最多獲得国数という記録保有作品なのだ。今作の勢いを考えると、自らの樹立した記録を塗り替える可能性も…。ちなみに、現状No.1獲得の国は以下のとおり。アメリカ/日本/イギリス/フランス/カナダ/ドイツ/イタリア/オーストラリア/オランダ/南アフリカ/スペイン/スウェーデン/デンマーク/アイルランド/フィンランド/チリ/香港/メキシコ/シンガポール/スロヴェニア/スイス/ポルトガル/ブラジル/イスラエル/ベルギー/オーストリア/ＵＡＥ/チェコ/フィリピン/ギリシャ/台湾/アルゼンチン/タイ/スロヴァキア/クロアチア/ポーランド。

着うた（R）も、木村拓哉主演のドラマ「CHANGE」のスタートを受け、レコ直総合デイリートータルランキングでは前日の10位から2位へと急上昇カーブを描き、ダウンロード数も前日の700％増と、まさしく破竹の勢いとなっている。ワールド・ツアー＜2008 Sticky ＆ Sweet＞も発表され、全世界から注目を集めている現在のマドンナ、日本公演に関してはまだ具体的なアナウンスはないが、ここは是非とも期待したいところだ。