ジェイ・Z、グラストンをめぐるノエルの発言に反論

オアシスのノエル・ギャラガーが「ジェイ・Zがグラストンベリー・フェスティヴァルでヘッドラインをやるのは間違っている」と発言したことに対し、彼方此方からジェイ・Zを擁護する声が上がったが、とうとうジェイ・Z本人が反論の言葉を発した。

ジェイ・Zは『The Sun』紙のインタヴューでこう話した。「俺たち、ギターは弾かない。だがな、ノエル、ヒップホップだってほかの音楽同様（ギターを）使ってんだよ」

ラッパーがグラストンベリーのような有名なフェスティヴァルでヘッドラインを飾るのは、ヒップホップの歴史が歩むべき自然な道筋だという。「アフリカ・バンバーダのDJに始まり、RUN DMCのプラチナ・ヒット、そしてジャジー・ジェフ＆ザ・フレッシュ・プリンスの初のグラミー賞。俺はただその流れにいるだけだ」

ジェイ・Zにとって、これほど議論を呼んだパフォーマンスはなく、逆に楽しみにしているという。「こんなに騒ぎを引き起こしたショウは初めてだ。だから、楽しみにしてるよ」

ジェイ・Zはフェスティヴァルの中日（６月28日）にメイン・ステージのトリを飾る。翌日、そのパフォーマンス、そして観客のリアクションがどうであったか大きく報道されるのは間違いない。

Ako Suzuki, London