ユースケ、m-flo、獅童…6人の監督が描く「R246 STORY」

ポスト

東京都千代田区の三宅坂交差点から青山通り~玉川通りを経て静岡県沼津市まで続く国道246号線。通称“246(ニーヨンロク)”。

この246を舞台に、浅野忠信、中村獅童、須藤元気、VERBAL(m-flo)、ILMARI(RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリアの6人がメガホンを取ったオムニバス映画『R246 STORY』の製作発表記者会見が行なわれた。

浅野以外は初の監督作品となる今回。各監督自身のコメントによる作品紹介は以下の通り(詳細なコメントは記事下段のリンクから)。なお作品の公開は、2008年8月下旬。渋谷Q‐AXシネマ、横浜 ブリリア ショートショート シアターほか全国ロードショーとなっている。


◇浅野忠信 監督

─── 監督作品について

浅野:車で246を走っているとき、高速道路を支える柱が十字架に見えたりですとか、不思議に見えるところが沢山あって、そこからファンタジーにつながっていくというような着想を得ました。
わけのわからない作品ですが、ファンタジーな作品を楽しんでいただければと思います。


◇中村獅童 監督

─── 監督作品について

中村:昔、静岡県にロケに行ったところ、道路標識を見たら「246」と書いてあって、こんなところまで続いてるんだと思ったのがきっかけで、すぐに時代劇が浮かびました。時代劇も好き、ロックも好き、ということで、ごちゃ混ぜにしてやりました。
おバカ映画です、笑ってもらえたら(笑) なるべく頭を柔らかくしてみて頂けたらと思います。


◇須藤元気 監督

─── 監督作品について

須藤:「R246 STORY」では、僕は寿司屋でいうとイカのポジションだと思っています。忘れがちだけど食べてみると意外と美味しい、そんな作品を目指しています。


◇VERBAL 監督

─── 監督作品について

VERBAL:246というと渋谷、渋谷というとクラブにいってヒップホップのような音楽を聴くというイメージがあります。僕もラップをする人間としてヒップホップが大好きなんですが、ここ最近日本の音楽界が弱っているんじゃないかと思っていまして、そこでドキュメンタリーを通し、今の音楽業界についてどう思っているかということを伝えられたらと思っています。


◇ILMARI 監督

─── 監督作品について

子供の頃から、まぁ子供っていうか、若い頃から246界隈のクラブに通っていて、いろんな人との出会いや思い出があるんですが、そういういろんな人のいろんな心の変化を描きたいと思っています。


◇ユースケ・サンタマリア 監督

─── 監督作品について

自分の好きな俳優さんたちに、今回出演してもらい、どんどんやりたいことがあふれてきて。理想どおりのキャスティングもでき面白い作品になると思うので宜しく御願いします。


『R246 STORY』への監督の意気込みや246の思い出などコメント
『R246 STORY』オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報