つんく♂:お好み焼きは「豚玉に始まって豚玉に終わる」──「かりふわ堂」について訊く(1)

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3月17日、新宿歌舞伎町・コマ劇場横に、完全プロデュースのお好み焼き屋「お好み茶屋 かりふわ堂」をオープンさせるつんく♂。

「なぜ今お好み焼き屋なのか?」「つんく♂のこだわりとは?」といった話から「これはつんく♂の“新プロジェクト”なのか?」「あの娘たちは来るの?」といった話題まで、様々な疑問をつんく♂本人に訊いてみた。

「かりふわ堂」店内の様子やメニューのフォトアルバム

── しかしなぜ、お好み焼きなんですか?

つんく♂:ねぇ(笑)。僕ら関西人にとって、地元は100m歩けばどっかにお好み焼き屋さんがあるような中で育ってきたんですけど、東京はお好み焼き屋って敷居が高いところが多いんですよ。高すぎるとか、鉄板焼き屋を兼ねてるとか。だからもうちょっと手ごろで、美味しくって、しかも安全な、化学調味料とか使っていないお好み焼きとかできひんもんかなぁ、と。そういうお店を探してたんですけど、探しても探してもないので、だったら作るか、と。

── この「お好み茶屋 かりふわ堂」のこだわりは?

つんく♂:1番は、国産の食材にこだわった。餃子問題などで世間が騒がれましたんで、それだったら、どこまで国産にこだわれるか、と。小麦含めてなかなかないんですが、それが実現できたんで。

── ソースも秘伝だとか?

つんく♂:ソースも、何十種類もある「ソースのもと」を試食しながら “もっと酸味がほしいなぁ” とか “甘みがほしいなぁ” とか言いながら、これも化学調味料を使わずに、化学調味料なしってソースって今までほとんどないんですけど、今回、化学調味料なしで、プライベートブランドの「かりふわ堂」のお好み焼きソースができあがったんで。これもポイントですね。

── メニューの中でオススメってどれですか?

つんく♂:そうですねー、やっぱり一番食べてもらいたいのは、この「かりふわ 極(きわみ)」(開店記念価格1,550円)。これはやっぱり、贅沢にいろんな具材が入ってますから。まぁ、でもお好み焼きは…『豚玉に始まって豚玉に終わる』と言われてるので、まず「豚玉」(同価格780円)かな。大体、店の基準は「豚玉」で決まるんですよ。どんな豚を使っているかで。

── へぇ。そうなんですか。

つんく♂:ただ、おいしいお好み焼き屋の、外せないポイントは…「焼きソバ」なんですね。やっぱ「焼きソバ」が旨い店は、全体的に質が高いんですよ。うち(「かりふわ堂」)は、焼きソバを焼く特訓をかなりさせてきたんで、「焼きソバ」も食べてもらいたい。うちは麺も違うし(「豚焼きそば」は同価格780円)。焼きうどんのほうもそのうちできると思うけど、うどんも讃岐うどんに使ってるうどんなんで。

── 一品メニューのほうでは?

つんく♂:「とん平焼き」。柔らかーい卵焼きに、豚が入ってるんですけど、これのチーズ入りの「とん平焼き」を女性が食べたら…まぁ、悲鳴あげるでしょうね(とん平チーズ焼きは同価格750円)。声が出ると思います。

── (笑)じゃあ、たとえばデートとかで、カノジョだったり、好きな女の子にはこれを食べさせたら…。

つんく♂:絶対食べさせないとダメですね(笑)。絶対 “うわっ、これ美味しい!” って言いますよ。

インタビュー後半は、「お店にくるあの人の話」や「利益出るの?」といった話題

「つんく♂、「ハロプロ」「NICE GIRL」に続く新プロジェクト始動か?」
「お好み茶屋 かりふわ堂」
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