サラ・ブライトマンが歌う、アスリート応援ソング

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今までのアーティスト・イメージを一新する躍動的なジャケット写真、まるでゴシックなフィーリング、RPGゲームのような展開とストーリー性、アルバムを貫く壮大なコンセプト…サラ・ブライトマンの意欲作『神々のシンフォニー』が遂に市場に現れた。

一足早くリリースされたアメリカでは全米総合チャートで13位にランク・イン。クラシック・ディーヴァとしては異例の上位チャート・アクションとなっている『神々のシンフォニー』は、その内容からもその流れる物語性からも、かつて例を見ない雄大でロマンティックな作品だ。ポップスからクラシック、オペラ的な要素からメタルのような様式美までもがうかがえる中身は、ダイジェスト映像でその魅力を推し量ることができる。

◆『神々のシンフォニー』 ダイジェスト映像
https://www.barks.jp/watch/?id=1000021133

なお、サラにとっては約5年ぶりとなるこのアルバムには、以前お伝えしたように、現在放映中のパナソニック「VIERA」CMソング“ジュピター”としてお馴染みの「ランニング」が収録されている。

「父がホルストの組曲『惑星』のSP盤全集を持っていたので、私が子供の頃に初めて聴きこんだクラシック音楽のひとつでした。今回はロックな要素と見事に調和して、ゴシック・ロックともうまく融合したようです。これは応援歌であり、希望の曲です。前向きな考えでその先にあるものを目指して突き進んで行きましょう!というメッセージを込めました」──サラ・ブライトマン

「ランニング」はIAAF(世界陸上連盟)のチャリティ・ソングであり、2007年8月に大阪で行われた世界陸上大会開会式でパフォーマンスされたことでも知られているものだ。テレビ朝日系サッカー放送テーマ・ソングにもなっている「クエスチョン・オブ・オナー」に続いて、サラの“アスリート応援ソング”として、この先も慕われていくことだろう。
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