カイザー・チーフス、ブリットの候補にもれ…

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カイザー・チーフスのヒット曲「Ruby」がブリット・アワーズの最優秀ブリティッシュ・シングル部門の最終候補からもれてしまった。シンガーのリッキー・ウィルソンは控えめながら、不満の声を上げている。

同部門は10曲あった候補の中から、一般投票により5曲にしぼられた。カイザー・チーフスの「Ruby」はこの10曲の中にはあったのだが、最終候補には残らなかった。ウィルソンはBBC 6ミュージックでこう話した。「候補に挙がってたのに、5曲には残らなかったってわけだ。“Ruby”が最高のシングルだってことは、みんな知ってる。5曲にしぼるなら、“Ruby”は残るにちがいないって思ってただろ」

ちなみに、最初に候補に挙がっていたのは、

カイザー・チーフス「Ruby」
フージアーズ「Worried About Ray」
ジェイムス・ブラント「1973」
ケイト・ナッシュ「Foundations」
レオナ・ルイス「Bleeding Love」
マーク・ロンソン「Valerie」
MIKA「Grace Kelly」
ムーチャ・ブエナ「Real Girl」
シュガーベイブス「About You Now」
テイク・ザット「Shine」

の10曲。このうち、フージアーズ、レオナ・ルイス、マーク・ロンソン、MIKA、テイク・ザットの5曲が最終候補に残った。最終的な受賞作品も一般投票により決定する。

シングル部門では悔しい思いをしたカイザー・チーフスだが、同アワーズでは最優秀ブリティッシュ・グループ、最優秀ブリティッシュ・ライヴ・アクトにノミネートされており、授賞式でもパフォーマンスする予定。温和なウィルソンはシングル部門のことを根に持つつもりはなく、授賞式に出席するのを楽しみにしているという。「ブリッツはいいよ。ビッグ・イベントで、オスカーみたいだ。会場行って、有名人を見るは楽しい。俺、ポール・マッカートニーが大好きなんだ。何度会おうが関係ない。彼に会うときはいつも、女学生のように頬を赤らめちまうんだ」

Ako Suzuki, London
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