食品、エコ、交通、ケータイ…今後5年で世界はこう変わる!

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最後に医療関係。これまでの医師の診察方法(患者が医師のもとを訪れて病状を説明すると、医者は患者に“過去に思い当たることはないか”などを尋ねて検査を行うとともに、紙のカルテまたは電子カルテを参照して診断する)は一変する。

過去の通院履歴、血液検査結果、処方した薬、MRI、レントゲン、その他あらゆる医療記録は、その患者のアバター(自分の3Dの分身)の中で電子的に整理されるようになることで、医師はアバターの特定の部位(例えば心臓など)を「クリック」して、すべての病歴に即座に目を通すとともに、心音、レントゲン、心電図、MRIといった医療画像を含む、あらゆる情報から病気を多角的に診断することができるようになる。また、同様の体質や持った何千何万もの患者の症例との比較が容易になることで、より正確な診断と治療が可能となる。総じてこの変革により、医師の診断能力は劇的に向上するだろう。

もちろん、アバターを使うということで、患者にとっては、通院するという負担も減らすことができるだろう。


以上がIBMが発表した今から5年後の世界の予測。ちなみにBARKSスタッフの5年後が明るいものになるのかどうかは…読者の皆さんひとりひとりの熱心なアクセスと、自分のお気に入りアーティスト以外のアーティストへのちょっとの興味にかかっていたりするのだ!


[参考] 昨年度の「IBM Next 5 in 5」(※今年のものではない)

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