食品、エコ、交通、ケータイ…今後5年で世界はこう変わる!

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近年問題となっている、食品の安全性。これも5年後、変革がもたらされる。無線電波センサー・テクノロジーやデータ解析用ソフトウェアの性能向上により、消費者は、購入した食品や商品について、食材が育った土壌から、どのような種類の農薬や化学肥料にさらされたか、商品の製造のために消費されたエネルギーや二酸化炭素排出量、および食卓に届くまでの輸送途上に用いられたコンテナの温度や空気の質に至るまで、あらゆる事実を知ることができるようになるという。

そしてこれら変革は、食料品の賞味・消費期限の誤表示、原材料の産地偽装といった問題への解決につながる。


急激な進化を続けるケータイも、さらにグローバルなレベルで大きな発展を遂げる。同時に、様々な情報インフラと密接に連携しながら、ユーザーを様々なシーンでサポートする端末へとなっていくと考えられている。たとえば、たまたま入ったレストランで好みの家具を見つけた消費者は、ケータイで撮影した画像をネットに転送して検索を開始。インテリア・デザイナー、メーカー、そしてその家具を扱っている最寄りのお店やオンラインショップの情報を瞬く間に見つけることができるようになる。さらに、別の場所にいる友人や家族にオンラインでその商品を確認してもらい、購入する前に意見を聞くことも。

また、旅先などではケータイがガイド役となる。訪れた都市でケータイの電源を入れると、自動的に、ユーザーの嗜好にあった現地のエンターテインメント、グルメ・スポット、宿泊施設などを教えてくれるだけでなく、コンシェルジュのように、予約やチケット購入まで行なってくれるようになるという。
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