本当は恐れられていた、ノエルの首相官邸訪問

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トニー・ブレア元首相は実は、オアシスのノエル・ギャラガーの官邸訪問にビビっていたそうだ。ロック好きのブレアは首相に就任した'97年、ミュージシャンやアーティストなどを官邸に招きパーティーを開いた。

ノエルは、若く期待されていたニュー・リーダーからのご指名に大喜びしていたようだが、実のところ、招待客リストはブレア自身が選んだわけではなかったようだ。NME.COMによると、ブレアのスポークスマン、アリステア・キャンベルの当時の日記にこう記されていたという。「TB(トニー・ブレア)は明日、ノエル・ギャラガーがパーティへやって来ることに不安を感じている。彼は、ノエルが招待されたことに、全く心当たりがないという。ノエルが何かクレイジーなことをしでかすのではないかと心配しているので、私は(オアシスのレーベルの社長だった)アラン・マギーと話しノエルの言動について問題ないか尋ねてみた」

このときのマギーの返答が傑作、的を得ている。「彼(マギー)は、大丈夫だろうと請け負ってくれた。もしリアムを招待したのであったら、別だろうがと」

キャンベルの日記によると、ノエルの訪問にブレア元首相の子供たちは大ビックリ。ノエル本人は、“史上最高の場だと思っていた”官邸にアイロン台があることにビックリしていたそうだ。

Ako Suzuki, London
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