アヴリル・ラヴィーン、『ベスト・ダム・シング』インタビュー vol.01

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――アルバムの制作はいつ頃から取り掛かったの?

アヴリル:この6ヶ月くらいかけて制作していたわ。(昨年の7月に)結婚して、少しのんびりしてから取り掛かったの。

――このアルバムでは、「ベスト・ダム・シング」や「アイ・ドント・ハフ・トゥ・トライ」のようにラップぽい歌い方をするのがとても新鮮だったし、「ガールフレンド」や「アイ・キャン・ドゥ・ベター」のように声のキーが高くなったのにも驚いたけど。ノドが強くなったの?

アヴリル:確かに声は強くなったわ。ずっとツアーで歌ってきたし……。歌い方は自然にそうなったものが多いわ。ラップを意識したというより、その場のフィーリングで歌ってみたら、それがクールだったっていう感じ。

――プロデューサーでは、Dr.ルークと映画『エラゴン 遺志を継ぐ者』の主題歌になったバラード「キープ・ホールディング・オン」でも一緒に仕事をしていたけど、アルバムでも「ガールフレンド」をはじめ4曲も共作していますね?

アヴリル:基本的に一緒にスタジオに入ってしばらくまったりして、気分がノッてきたらギターを弾き始めて、曲を書いて……って感じだったわ。彼は私のファンだったらしくて、たくさんアイディアを持ってきてくれたし、一緒にいるのが楽しかったから、自然とハッピーなムードが漂って、創作意欲が沸いたのよ。とても仕事しやすかったし、新しいサウンドが生まれたと思うわ。

――ダンナ様のデリック・ウィブリーもアルバムに参加しているの?

アヴリル:そうよ。デリックもプロデュースしてくれたり、楽器も演奏しているわ。

――曲は一緒に作ったの?

アヴリル:曲は作っていないわ。曲は、私の最初のバンドのメンバーで、今も仲のいいエヴァン・トーベンフェルドが4曲くらい書いているし、ブッチ・ウォーカーともやっているわ。

取材/文●伊藤なつみ

INTERVIEW Part.2は4/23にアップ予定!お楽しみに!

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