ミック・ジャガー、暖めていたアイディアを映画化

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ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが、先日『The Departed』でアカデミー賞を受賞したマーティン・スコセッシ監督と一緒に映画を作る。ジャガーが暖めていたアイディアを、スコセッシ監督が映像にするそうだ。

『The Long Play』とタイトルがついたこの映画は、ロック・ミュージック・シーンにいる2人の男性の人生と友情を描いたものだという。BBCによると、スコセッシが監督、そして彼とやはり『The Departed』で脚本賞を受賞したウィリアム・モナハンが脚本を共同執筆。ジャガーがプロデューサーを務めるという。

ジャガーとスコセッシ監督がコラボするのはこれが初めてではない。スコセッシ監督はローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画(タイトル未定)も制作している。バンドの<A Bigger Bang>ツアーを収めたこの映画は年内、公開される予定だ。

またスコセッシ監督はよく、ストーンズの曲をサウンドトラックに使用している。『The Departed』では「Let It Loose」と「Gimme Shelter」を、『Casino』では「Sweet Virginia」「Gimme Shelter」「(I Can't Get No) Satisfaction」「Can't You Hear Me Knocking」を、『Goodfellas』では「Gimme Shelter」「Monkey Man」「Memo From Turner」を使用している。「Gimme Shelter」はとくにお気に入りのようだ。

Ako Suzuki, London
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