フランツ・フェルディナンド、3作目の準備万端

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フランツ・フェルディナンドが間もなく3rdアルバムの制作をスタートするそうだ。バンドはすでに前回のツアー中、7,8曲ものニュー・トラックを書いたそうだが、それらにこだわらずさらに新しいものを作り、これまでの作品とは“全く違う”サウンドを模索したいという。

フロントマンのアレックス・カプラノスはNME.COMにこう話している。「ツアーのときに書いた古い曲には、あんまり頼りたくない。これからどんな曲が作れるか、そっちのほうが楽しみだ。次のアルバムは、まるっきり新しいものにしたいんだ。いままでとは全く違うサウンドを作りたい」あらかじめその方向性を決めることはせず、新しい曲の出来を見ながら考えていきたいという。

前作『You Could Have It So Much Better』('05年)は、1軒の家で共同生活をしながらレコーディングされたが、彼らは既成のスタジオへこもるという作業があまり好きではないらしい。今回はグラスゴーの一室で曲作りをするそうだ。「ニック(・マッカーシー/ギタリスト)が、グラスゴーに部屋を用意してる。そこを拠点にして、いっぱい曲を書くつもりさ」

カプラノスは現在、ザ・クリブスの新作をプロデュース中でニューヨークに滞在している。火曜日(1月30日)には市内のギャラリーで、彼の執筆したグルメ本『Sound Of Bites』のアメリカ出版記念パーティを開いた。新作のレコーディングは、来週、カプラノスが英国へ戻ってすぐにスタートするという。

Ako Suzuki, London
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