強迫神経症のMIKA、紅茶を入れるのに1時間

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今週、デビュー・シングル「Grace Kelly」がUKチャートのNo.1に輝いた新人アーティストMIKAは、強迫性障害を患っており、とくに紅茶を入れるのにこだわり過ぎてしまうそうだ。紅茶を作るのに、お湯をわかすときの水のレベルやカップの位置が気になり1時間はかかるという。

MIKAはこう話している。「“紅茶飲む?”なんてぜったい誰にも訊かないよ。時間がかかり過ぎるからね。ポットの水は一定のレベルに達してなきゃならないし、カップの位置は……なんて永遠に続くんだ」

現在23歳のMIKAは、レバノン内戦中のベイルートに誕生。その後、戦争から逃れるためアメリカ人の父親とレバノン人の母親と共にパリへ移住。9歳のときロンドンへ移った。ほかの子供たちと異なるファッション・センスを持っていたため学校でいじめられたという彼だが、最近、ポール・スミスの新作コレクションの“顔”に選ばれている。

5オクターヴの声域を持つ彼。エルトン・ジョンとシザー・シスターズ、それにクイーンが加わったと評されているデビュー・アルバム『Life In Cartoon Motion』は2月5日にリリースされる(英国発売)。

Ako Suzuki, London
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