──すごくスキルの高いアルバムが完成しましたね。今回は、どんな感じで制作されたんですか?
RYO-Z:ずーっと、スタジオで“みんなのテニス”をやって盛り上がってましたよ、みんな。で、俺だけできなくて蚊帳の外みたいな(笑)。でも、みんなと一緒に盛り上がってましたよ! そんなヴァイヴレーションが漂うスタジオで作ってたので、非常に和気あいあいとしてたと思います。
──そのせいか、すごくリラックスした感じが出てますよね。
RYO-Z:そうですね。あと、スチャダラパーとのレコーディングがデカい!(「レッツゴー7~8匹」で共演) すごい楽しかったんで。
SU:すごいレコーディングだったよね。
RYO-Z:うん。“あぁ、本気でふざけるって、こういうことなんだ”みたいな(笑)。
──スチャとリップって、日本のヒップホップ黎明期から活動してたけど、近くて遠い関係という感じがしてました。今回の共演はどんな経緯で?
RYO-Z:このトラックをFUMIYAが出してきたとき、“誰か他のラップ・グループとワイワイやりたい曲なんだよね”って言ってて。で、“自分(FUMIYA)の中ではスチャダラパーとかいいと思うんだけど”って。それはどんズバ(な人選)だなぁ、と思って、その場で電話とかしちゃって。BOSEくんに“イイっすかぁ”みたいな。彼も“イイよ~、全然。明日メンバーに会うから聞いてみるよ”とか、そういうけっこう軽いノリで。
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