──タイトルのザックリ感もすごいですよ(笑)。
RYO-Z:この曲はデモが早めにできちゃったんです。で、シンコさんに“これ、仮タイトル、何にしときますかねぇ?”みたいな感じで言ったら、“う~ん……、「レッツゴー7~8匹」!”ってツルっと出てきて(笑)。これに敵うタイトルはないので、そのまま行っちゃいました。
──しかし、「ブロウ」からこの「レッツゴー」までの流れってすごいですよね。中でも、ポイントは「パーリーピーポー」だと思うんですが。
RYO-Z:これは最初シングル候補だったんです。リップスライムの次に出すシングルが、「パーリーピーポー」って“なんだ、その直球さ加減?”みたいな感じがいいだろうって(笑)。まぁ、結局シングルにはならなかったんですけど、曲はそんなムードででき上がったんです。そこにイントロのアイディアをFUMIYAが持ってきて、それがすごいハウスとかディスコっぽいノリだったから、これでVERVALくんとかにやってもらったら“っぽいよ”みたいな感じになって。で、すぐにVERVALが来てくれて、“これVERVAL?”っていうぐらいテンション高くやってくれたから、最高な感じになりましたね。
──この曲はラップもトラックもとんでもないことになってますね!
RYO-Z:この曲はデモを立ち上げてから結構時間があったんで、みんな、言葉をよりビートにはめるように少しずつラップを直していったんです。だから、バッチリはまってると思いますよ、これは。でき上がってから聴いて、“スゲーなー”って思いましたし。
──でも、シングル曲という意味では、やっぱり、より噛み砕いた感じの「ブロウ」ですよね。
RYO-Z:まぁ、「パーリーピーポー」じゃフロムAのCMは無理ですよね~。働かないで遊んじゃえってなっちゃいますから(笑)。そこはやっぱり「ブロウ」にしておかないと。
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