新作間近のCOPELAND、来日インタヴュー到着!
アメリカのフロリダ州レイクランド出身のエモーショナル・ロック・バンドCOPELAND。美しい可憐なメロディと透き通った美しいヴォーカルで、すべての美メロ・ファンの心を虜にした前作『In Motion』から約1年半振り、通算3作目となる待望の最新フル・アルバム『Eat, Sleep, Repeat』がついに完成! 2度目の来日となる<SUMMER SONIC 06>東京公演の翌日に、渋谷のライヴハウスCHELSEA HOTELにおいて単独公演を敢行したが、そのリハーサル直後にギター/ヴォーカルのAaron MarshとギターのBryan Laurensonに近況や10/25に日本先行発売が予定されている新作の話を訊くことができた。
──2ndアルバム『In Motion』をリリースした後はどんな活動をしてたんですか?
アーロン:色々だよ。全米ツアーもいくつかやったし、その後イギリスも行ったしね。Motioncity Soundtrackのサポートだったんだけど。
──スターティング・ラインのサポートで全米を廻りましたね。
アーロン:そうだったね。
ブライアン:それからニュー・アルバムのソング・ライティングを始めたんだ。
──それと東海岸でボブ・モールドのサポートもしたそうですね。意外な取り合わせだと思ったんですが先方からのオファーだったんでしょうか?
アーロン:彼の方からコンタクトを取ってきたみたいだね。僕たちも意外だったよ。でも僕たちの音楽は違う世代にアピールするものだと思っていたよ。実際、オーディエンスも僕たちが普段接するのとは違ったタイプのオーディエンスで、その前で演奏したんだ。でも、違う世代への架け橋になれるっていうのは、すごくクールなことだなって思った。
──ボブ・モールドはHusker Du、シュガー、そしてソロと長いキャリアを持ってますが彼の音楽は聴いてました?
アーロン:うん。ハイ・スクールの頃はシュガーが大好きだったよ。それと彼のソロの新作にもいい曲があるよ。
──ところで、新作『Eat,Sleep,Repeat』をついに完成させたわけですが、どんなアルバムに仕上がったのか教えてもらえますか?
アーロン:すごくダークなんだけど真摯なアルバムだ。無防備さとか眠れない夜とかそういうテーマがあったりしてパーソナルなアルバムになってる。みんながいつかは経験する辛い出来事なんかが軸になってるかな。愛や信頼というものに対する違う角度からのアプローチもあるし。それはどちらも人の人生に欠かせないものでありつつ、時として辛い思いをもたらすものだから。
──何曲収録予定ですか?
アーロン:11曲。
──サウンド面で前作と大きく違うところはどんな部分でしょうか? 噂によるとレディオヘッドっぽい曲も入ってるとか?
アーロン:うん……確かに何曲かレディオヘッドっぽい曲になってるのがあるんだけど、僕たちが取り立ててレディオヘッドを聴きまくってたわけでもないんだ。このアルバムの影響の根源が果たしてどこなのかっていうのは僕たちにも解らないよ。もちろん僕たちはみんなレディオヘッドのファンだし、すごくリスペクトしてるけど。
──今回のプロデューサーも前作同様マット・ゴールドマンですね。レコーディングの際に新しい試み等はありましたか? また、新しい楽器を導入したりゲスト・ミュージシャンを入れたりしましたか?
アーロン:僕たちは常に実験的でありたいという気持ちを持っている。例えばジョンのドラム・トラックを速くしてみたり遅くしてみたり、低めの潰れた音にしてみたり。ヘッドフォンとマイクを、マイクをレコーダーにつないでドラムをヘッドフォンを通して録ったりとか。アルバム全体を通して色々な実験をしたよ。ゲスト・ミュージシャンにはストリングスに僕の友達のレイチェル・プレイディンを迎えて、今回は初めて生のストリングスを導入した。それとアンナ・ベッカーが2曲ゲスト・ヴォーカルで入ってる。
──今回のアルバム制作でもっともこだわったことはなんですか?
アーロン:録音するパートはそれぞれ価値あるものに仕上げるようにするってことかな。レコーディングをしてるとトラック数が多ければそれだけたくさんのパートを録音したくなる誘惑に駆られるからね、その中からどれを選んでいくのかっていうのは慎重に考えるべきところだ。結果的にやり過ぎになってしまったら元も子もないんだから。
──アート・ワークはどうでしょう? 自分たちでアイディアを出してデザイナーに渡す感じですか?
アーロン:実はバンド内にデザイナーがいるんだよね。ベース・プレイヤーが才能あるグラフィック・アーティストだから。だけど今回のアート・ワークは3、4枚の絵やスケッチを使っていてそれは同じアーティストが書いてるんだけど、ベース・プレイヤーの奥さんの叔父さんなんだけどさ(笑)。彼にまず音を渡して聴いてもらってから絵を描いてもらったんだ。それがすごくクールでね、僕たちも大満足だよ。
取材・文●栗原 泉
★BARKSでは新作からの試聴とPVを近日公開予定です★
『イート, スリープ, リピート』
2006年10月25日発売
HWCY-1229 ¥2,500(tax in)
CD+DVD2枚組/特殊パッケージ仕様
国内盤は、世界に先駆け10/25に先行発売。ボーナスDVDには日本盤のみの独自映像を追加収録。日本盤のみのボーナス・トラック収録予定。歌詞対訳・解説・ボーナスDVD字幕対訳は、OCEANLANEのVo/Guの Hajimeが担当
COPELANDの情報はこちらをチェック!
http://www.myspace.com/Copeland
──2ndアルバム『In Motion』をリリースした後はどんな活動をしてたんですか?
アーロン:色々だよ。全米ツアーもいくつかやったし、その後イギリスも行ったしね。Motioncity Soundtrackのサポートだったんだけど。
──スターティング・ラインのサポートで全米を廻りましたね。
アーロン:そうだったね。
ブライアン:それからニュー・アルバムのソング・ライティングを始めたんだ。
──それと東海岸でボブ・モールドのサポートもしたそうですね。意外な取り合わせだと思ったんですが先方からのオファーだったんでしょうか?
アーロン:彼の方からコンタクトを取ってきたみたいだね。僕たちも意外だったよ。でも僕たちの音楽は違う世代にアピールするものだと思っていたよ。実際、オーディエンスも僕たちが普段接するのとは違ったタイプのオーディエンスで、その前で演奏したんだ。でも、違う世代への架け橋になれるっていうのは、すごくクールなことだなって思った。
──ボブ・モールドはHusker Du、シュガー、そしてソロと長いキャリアを持ってますが彼の音楽は聴いてました?
アーロン:うん。ハイ・スクールの頃はシュガーが大好きだったよ。それと彼のソロの新作にもいい曲があるよ。
──ところで、新作『Eat,Sleep,Repeat』をついに完成させたわけですが、どんなアルバムに仕上がったのか教えてもらえますか?
アーロン:すごくダークなんだけど真摯なアルバムだ。無防備さとか眠れない夜とかそういうテーマがあったりしてパーソナルなアルバムになってる。みんながいつかは経験する辛い出来事なんかが軸になってるかな。愛や信頼というものに対する違う角度からのアプローチもあるし。それはどちらも人の人生に欠かせないものでありつつ、時として辛い思いをもたらすものだから。
──何曲収録予定ですか?
アーロン:11曲。
──サウンド面で前作と大きく違うところはどんな部分でしょうか? 噂によるとレディオヘッドっぽい曲も入ってるとか?
アーロン:うん……確かに何曲かレディオヘッドっぽい曲になってるのがあるんだけど、僕たちが取り立ててレディオヘッドを聴きまくってたわけでもないんだ。このアルバムの影響の根源が果たしてどこなのかっていうのは僕たちにも解らないよ。もちろん僕たちはみんなレディオヘッドのファンだし、すごくリスペクトしてるけど。
──今回のプロデューサーも前作同様マット・ゴールドマンですね。レコーディングの際に新しい試み等はありましたか? また、新しい楽器を導入したりゲスト・ミュージシャンを入れたりしましたか?
アーロン:僕たちは常に実験的でありたいという気持ちを持っている。例えばジョンのドラム・トラックを速くしてみたり遅くしてみたり、低めの潰れた音にしてみたり。ヘッドフォンとマイクを、マイクをレコーダーにつないでドラムをヘッドフォンを通して録ったりとか。アルバム全体を通して色々な実験をしたよ。ゲスト・ミュージシャンにはストリングスに僕の友達のレイチェル・プレイディンを迎えて、今回は初めて生のストリングスを導入した。それとアンナ・ベッカーが2曲ゲスト・ヴォーカルで入ってる。
──今回のアルバム制作でもっともこだわったことはなんですか?
アーロン:録音するパートはそれぞれ価値あるものに仕上げるようにするってことかな。レコーディングをしてるとトラック数が多ければそれだけたくさんのパートを録音したくなる誘惑に駆られるからね、その中からどれを選んでいくのかっていうのは慎重に考えるべきところだ。結果的にやり過ぎになってしまったら元も子もないんだから。
──アート・ワークはどうでしょう? 自分たちでアイディアを出してデザイナーに渡す感じですか?
アーロン:実はバンド内にデザイナーがいるんだよね。ベース・プレイヤーが才能あるグラフィック・アーティストだから。だけど今回のアート・ワークは3、4枚の絵やスケッチを使っていてそれは同じアーティストが書いてるんだけど、ベース・プレイヤーの奥さんの叔父さんなんだけどさ(笑)。彼にまず音を渡して聴いてもらってから絵を描いてもらったんだ。それがすごくクールでね、僕たちも大満足だよ。
取材・文●栗原 泉
★BARKSでは新作からの試聴とPVを近日公開予定です★
『イート, スリープ, リピート』
2006年10月25日発売
HWCY-1229 ¥2,500(tax in)
CD+DVD2枚組/特殊パッケージ仕様
国内盤は、世界に先駆け10/25に先行発売。ボーナスDVDには日本盤のみの独自映像を追加収録。日本盤のみのボーナス・トラック収録予定。歌詞対訳・解説・ボーナスDVD字幕対訳は、OCEANLANEのVo/Guの Hajimeが担当
COPELANDの情報はこちらをチェック!
http://www.myspace.com/Copeland
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