iPod対抗の本命! MSが噂のZuneをついに発表

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かねてから「そろそろ発表か?」と噂があったマイクロソフト(http://www.microsoft.com/)の携帯オーディオプレイヤー「Zune」が本国アメリカで正式に発表された。

Zuneは30Gバイトのハードディスクを内蔵したプレイヤー。前面には大型の3インチ液晶パネルを搭載。その下には操作ボタンなどが配置されている。

Zuneの大きな特徴は、ワイヤレス接続が行えるという点。「Zune Marketplace music service」という音楽配信サービス(Zuneの発売と同時期にスタート予定)に、パソコンを介すことなく、Zuneから直接アクセスして曲を購入できるという。さらに、他のZuneとプレイリストや画像などを共有することも可能。他の人のZuneに入っているプレイリストにアクセスし、曲を3日間に3回までフルサイズで聴くことができるという。

また、ZuneはWindows標準の音楽再生ソフトであるWindows Media Playerのほかに、iTunesでの接続・ファイル転送もサポートしているとのこと。iPodより汎用性が高く、単純にパソコンとの連携を考えるとZuneのほうが使い勝手がよさそうだ。対応ファイル形式は、 WMAとMP3、そしてiTunesで標準規格となっているAAC。さらにJPEGとWMVもサポートしているので、大画面液晶で画像を表示したり、動画を視聴することができる。 また、FMチューナーも内蔵し、ラジオも聴ける。

Zuneのデザイン・開発を担当した、同社副社長のJ・アラード氏は今回のZune発表に際し、「デジタルミュージックエンターテインメントの革命が始まった」と述べている。全米での発売はホリデーシーズンの予定。価格は未定となっている。また、日本での発売は未定だ。

先日のアップルの発表(https://www.barks.jp/download/?m=news&id=1000026849)に合わせるかのようにズズーンと発表されたZune。一部情報によると、東芝が製造を行なっているという。言われてみれば、大画面液晶など、東芝のgigabeatの流れを汲んでいるようにも見える。操作性まで流れを汲んでいないことを祈るばかりだ。

Zuneのプレスリリースはこちら(英文)!
http://www.microsoft.com/presspass/press/2006/sep06/09-14ZuneUnveilingPR.mspx
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