U2、アビー・ロードでのレコーディングを語る

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アビー・ロード・スタジオでレコーディングをスタートしたU2が、オフィシャル・サイトでスタジオの様子を報告している。アビー・ロードといえばビートルズだが、そのポール・マッカートニーとプロデューサーのジョージ・マーティンが彼らのところへ立ち寄ったりしているらしい。

u2.comでは、以下のようなジャーナルが掲載されている。「9月5日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ。ビートルズのアルバムの大半、そしてピンク・フロイドの名作『Dark Side Of The Moon』やレディオヘッドの『Kid A』が生まれた場所」「かの有名なスタジオ2の遺産が何であれ、U2が登場した途端、60'sのスピリットは消え去った……。70'sのパンクだ。彼らは到着するとすぐに、ザ・スキッズの'78年のヒット曲「The Saints Are Coming」のカヴァーをプレイし始めた」。

U2は、ハリケーン「カトリーナ」で被害にあったミュージシャンを救済しようとエッジが設立したチャリティ『Music Rising』のためにグリーン・デイと同トラックをコラボする。ジャーナルによると、そのレコーディングのため「数日後、グリーン・デイが(アビー・ロード・スタジオを)訪れる予定だ」という。

またレコーディング2日目には、マッカートニーとマーティンがスタジオを覗きに来たと記されている。「午後、スタジオへ戻ってU2のトラックを録音していると、ポール・マッカートニーとビートルズのプロデューサー、ジョージ・マーティンが立ち寄ったので、しばし中断」「このスタジオでマッカ(ートニー)に会えるなんて、ちょっと感動だ。この場所は彼のセカンドハウスみたいだ」。。

U2とグリーン・デイは、今月25日にニューオリンズで行なわれるアメリカン・フットボールの試合で「The Saints Are Coming」をパフォーマンスするようだ。2バンドの競演は、全米のテレビで生放送される予定。

Ako Suzuki, London
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