ケンウッド独自技術で原音に近い音！「Media Keg」フラッグシップモデル

ケンウッド（http://www.kenwood.co.jp/）の携帯オーディオプレイヤー“Media Keg”（メディアケグ）のフラッグシップモデル「HD30GB9-B」が９月下旬に登場する。原音に限りなく近い、リアルな高音質再生を実現しているという。

これまでも同社の音楽製品、特に携帯オーディオプレイヤーは音質にこだわっていた。今回の新モデルはフラッグシップに相応しく、従来モデルからの音質へのこだわりをさらに高めたものになっている。主な特徴は、アンプ部に新開発の「クリアデジタルアンプEX」を搭載。従来１つのチップで構成されていたプリアンプとパワーアンプを独立させることで、ノイズを低減し、パワフルでクリアなサウンドを実現している。また、44.1kHzまでの帯域補間を実現した同社独自の音質補間回路「Supreme EX」を採用したことで、MP3やWMA形式の音声圧縮ファイルでは省かれていた16kHz以上の高音域成分を推定し再現する。これによって、原音により忠実な、リアルな音を出力可能にしているという。

内部の音質へのこだわりに見劣りしない、格調高さを醸し出すブラックの本体は、2.2インチの液晶パネルを搭載し、グラフィカルな表示と視認性の高さ（つまり見やすい）が魅力。指１本で操作できるというキーレイアウトも見逃せないだろう。連続再生時間は20時間、内蔵ハードディスク容量も30Gバイトと十分。

「iPodはデザインは秀逸だけど、音質が…」という、一般の人には気づかない耳を持っているユーザーには、これをぜひ試してほしい。価格は実売で50,000円前後。