iTunesやWMPをスピーカーから操作できる! 「Z-10」

ポスト
ロジクールから、iTunesやWindows Media Playerなどの操作が行なえるステレオスピーカー「Z-10」が登場した。

本製品は、右側のスピーカーに“ディアディスプレイ”と呼ばれるLCDパネルと、タッチセンサー式の操作ボタンを備えているのが特徴。パソコンとUSB端子で接続をはかると、LCDパネルには、パソコンで再生中の楽曲情報や時計、ボリューム、PCのシステム情報などが表示可能だ。また楽曲表示は日本語にも対応している。

タッチセンサー式の操作ボタンは、その名の通り、パソコン上に起動している音楽プレイヤーの操作をここから行なえるというもの。ソフトの操作で画面を見る必要はなく、パソコンの画面を消していても、こちらから操作ができる。なお、対応している音楽再生ソフトは、iTunesやWindows Media Player、Winamp、Musicmatch(R)Jukeboxなどだ。加えて、本体には4つのプリセットボタンを搭載。あらかじめ登録しておいた、お気に入りのインターネットラジオ局やプレイリストを瞬時に再生できる。

スピーカーユニットには、2.54cmツイーターと7.62cmウーファーを採用。内蔵アンプは高音域と低音域で独立させたバイアンプ方式を用いているなど、音へのこだわりもうかがえる。同社製品はアメリカ市場で広く受け入れられていることから、アメリカ人が好む、迫力ある派手めな音を楽しめるだろう。

発売は10月6日で、価格は16,800円(直販価格)だ。

ただ、ひとつ疑問に思った点を述べるなら、USB接続ということは必然的にパソコンのそばでの利用となる。ということは、わざわざスピーカーの本体に用意されている操作ボタンを使わなくても、パソコンでソフトを操作すればいいのでは?

…とはいえ、このあまり他のパソコン用スピーカーでは見ることができない、ユニークな機能を備えた製品。今後の動向に注目したい気持ちでいっぱいだ。


問い合わせ先:ロジクール
http://www.logicool.co.jp/
この記事をポスト

この記事の関連情報