VMA：レッチリ敗れる、J・ブラント快勝

８月13日、ニューヨークでMTVビデオ・ミュージック・アワードの授賞式が行なわれた。複数の部門でノミネートを受け、期待の高かったレッド・ホット・チリ・ペッパーズやシャキーラといったアーティストが、惜しくも主な部門での賞を逃す結果となった。

当日、最高の栄誉を受けたのはジェイムス・ブラント。ヨーロッパや日本をはじめ、北米でも大ブレイクした「You're Beautiful」が最優秀男性を含む２部門で賞を獲得した。また、ナールズ・バークレイの「Crazy」が最優秀監督と最優秀編集の２部門に輝いている。

特にビデオ・オブ・ザ・イヤー部門では、クリスティーナ・アギレラ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、シャキーラ、マドンナといった強豪を抑え、パニック!アット・ザ・ディスコ（「I Write Sins Not Tragedies」）が栄誉を勝ち取った。他に最優秀グループ部門で、オール・アメリカン・リジェクツ（「Move Along」）がレッチリ、パニック!アット・ザ・ディスコ、ナールズ・バークレイ、フォール・アウト・ボーイを退け、栄冠を手にするといった健闘をみせている。

ステージでは、ジャスティン・ティンバーレイクが最新作『FutureSex/LoveSound』からのシングル「SexyBack」をパフォーマンスしたのをはじめ、ビヨンセ、ザ・キラーズ、クリスティーナ・アギレラ、また、ジェシカ・シンプソン、ブリトニー＆ケヴィンといったアーティストらの姿もみられた。

T.Kimura