えっ？ CDよりも小さい!? CD/MP3ラジカセ

ここ数年で、オーディオ機器にスタイリッシュなものが増えてきた。バング＆オルフセンのような、性能、デザインともにこだわっている製品が雑誌などで取り上げられたことで注目が高まっているというのもあるが、数多くのオーディオメーカーが今まで以上にデザイン面に力を入れてきた、ということも大きいだろう。そしてこれはiPodの存在がかなりの影響を及ぼしているのではないか、というのも容易に推測できる。

サンヨーから発売された「MAJ-U4CT1」も、スタイリッシュなオーディオシステムだ。ブラックとシルバーを基調とし、前面はまるで同社の冷蔵庫にも見えてしまうような、今までにあまりなかったシンプルなデザイン。さらに105mmという奥行きは一般のCDラジカセの約半分程度だという（ちなみにCDの直径は120mm。つまりCDの直径よりも奥行きは小さい）。

本体には、CDプレーヤーとカセットデッキ、FM/AMラジオ、そしてSDメモリーカードスロットとUSB端子を搭載する。機能面で注目すべきは、CD/カセット/ラジオ/ライン入力からパソコンを介さずにSDメモリーカードやUSBタイプの携帯オーディオプレーヤーに曲をMP3形式で保存、転送できる点だろう。音楽をデータ化する際にパソコンを立ち上げる必要がないので、スマートに作業が行なえる。また、USB接続の携帯オーディオプレイヤーを接続した状態でなら、外付けスピーカーとしても利用可能だ。価格はオープンで、実売25,000円前後となっている。


問い合わせ先：サンヨー
http://www.sanyo-audio.com/