固まっちゃう魔法の言葉「かぜがなおりかける」にご注意を！

シャープの携帯電話を使っている人は、メール作成画面で「かぜがなおりかける」と打ち込んで、文字を変換していってみよう。すると、「かける」のところで携帯電話は反応しなくなる。俗にいう“フリーズ”だ。

これは、シャープ製端末の不具合。「かぜがなおりかける」のほかに、「みられまくっちゃ」でも同様の不具合が報告されている。復旧させるためには、携帯のバッテリーを引き抜けばいい。

編集部にもシャープの端末があったため、実際に試してみた。すると「かぜがなおりかける」でフリーズしてしまい、その後の操作を受け付けなくなってしまった･･･。この携帯も不具合対象製品のようだ。

フリーズしてしまったものは仕方ないので、そのまま放置して別の業務を行っていると、偶然この不具合の対処方法が見つかった。フリーズしたままにしておくと、やがて液晶のバックライトが落ち、画面が暗くなる。その後、何事もなかったかのように通常の待ち受け画面に戻るのだ。作成中のメールは消えてしまうが、いちいち電池を抜く必要はない（もちろん、すべての該当機種がこのように復帰するわけではない）。

なお、メーカーは今、この不具合について対応策を検討中とのこと。ソフトウェアのバージョンアップなどで改善されるのではないかと思われるが、詳細が発表され次第、追って報告する。

こう着状態に陥って動かなくなってしまったものは、何事もほとぼりが冷めるまで放置してみるといいのかもしれない・・・。


問い合わせ先：ケータイdaSH（シャープ）
http://www.sharp.co.jp/k-tai/