平井堅が語る、恋愛と歌。

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──カップリングの「hug」は、いい感じの場面設定ですよね(笑)。

「大人のセクシーな恋愛というのがテーマとしてあって。女性を後ろからハグしている(CMの)絵コンテから、曲と歌詞のストーリーが浮かびました。恋愛ピーク時のたまらない感じとか、密着とか。で、僕の詞世界の中で、一番たまらない感じって何かなと考えたとき、これかなという気がしたんです。甘い甘いラヴタイムって感じですね(笑)。」

──平井さんの恋愛観ってどんな感じなんですか? というのも、今回の曲を聴いて、平井さんはどんなふうに人を愛して、こういった曲を書かれるのかなと思いまして。

「深いですね(笑)。ロマンチストであることは否めないと思います。わりと、きれいにまとめたがりというか。なんというか僕は(恋愛を)楽しいもの、楽しむものと捉えたいんですね。だから、自分がされて嫌なことはしないし。うーん、向上したいというか、二人でいてマイナスにならないようにしたいと思いますね。相手を責めたりしないし。」

──心の中でも?

「そうですね。冷めたりすることはありますけれど(笑)。恋愛以外でも人に対して、そういう責める気持ちを持つことはないんです。どちらかと言えば、自分に対して思うというか。カッコつけなのかなぁ?(笑) 極端に言えば、浮気されても自分が悪いと思う方なんです。自分に魅力がなかったのかなと。」

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