三浦大知『D-ROCK with U』特集 INTERVIEW編

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――先日リリースされたばかりの4thシングル「No Limit featuring 宇多丸(from RHYMESTER)」に続き、いよいよ待望のデビュー・アルバム『D-ROCK with U』がリリースされますね。昨年3月にデビューしてからの10ヶ月はあっという間だったのでは?


三浦大知(以下、大知):そうですね。でも、やりたいことに焦点を当てて上手く形にしてきたって感じがしますね。すごく充実した10ヶ月でしたよ。

 

――たぶん、多くの人が今回のアルバムを聴いて驚くと思うんですよ。Folderのときも抜きん出た歌唱力でしたけど、成長してその輝きがさらに磨かれたっていうことが証明されてるから。



大知:そう言ってもらえるとうれしいです(笑)。

 

――三浦大知としてデビューするまで5年のブランクがあったけど、休業中もレッスンを?


大知:小学校6年の頃に休業したんですけど、中1、2のときは変声期で声がうまく出なかったのでダンスレッスンをメインにやっていて。中3になってからヴォイス・レッスンも始めたんですよ。

 

――変声期だったから休業したわけだけど、歌えないことで悩んだりはしませんでした?


大知:“歌うことを辞めることは絶対ない”と確信していたから、焦りとか悩みは全くなかったです。逆にその5年間があったお陰で、今歌が歌える喜びがあるというか。ずっと応援してくれた皆さんへ感謝ですね。

 

――こうして初のアルバムが出来上がったわけだけど、感想は?


大知:1年くらい前から曲を集め始めたんですけど、アルバムを意識して制作してきたわけではないので、1曲1曲の曲調がすごくバラエティに富んでいるんですよ。なので、最初は1枚にまとめたときに一体感が出るかちょっと心配だったんですけど(笑)。でも、イントロを加えたことで流れが出来たし、それぞれの歌詞も前向きな姿勢が一貫してあったので、うまくまとまったなって気がしますね。

 

――今井了介やK-Muto、HI-D、黒沢 薫(ゴスペラーズ)、Jamほか、楽曲を手掛けた面々はみんな、あなたの良さを最大限に引き出してくれたと思うけど、今の大知スタイルを見せるのに絶好のメンツでした?


大知:そうですね。皆さん“三浦大知がこういうことをしたら絶対カッコいいと思う”っていうアイディアを持っていてくださって。自分がやってみたいと思っていたことと皆さんの斬新なアイディアが上手くリンクした13曲に仕上がったと思います。昔からジャンルの垣根とかを気にしたことがなかったっていうのもあって、“三浦大知はこういうスタイルでやるべきだ”っていう枠を決めたくなかったんですよ。なので色んな楽曲ができたのもよかったと思います。

 

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