浅倉大介、イベント、ライヴで年内も大忙し

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access、そしてソロでも精力的な活動が続く浅倉大介。昨年からは、虹の各色をテーマに合計7作連続でアルバムをリリースし続けるという「Quantam Mechanics Rainbow」プロジェクトに挑み、今年3月には7枚目の「Red Trigger」をリリースして完結させた。そしてこの秋、このプロジェクトの集大成ともいえるツアーを敢行した。そしてディナーショーやカウントダウンイベントへの出演など、大忙しのうちに2005年を駆け抜けて行きそうだ。

恒例となったディナーショーが今年も開催される。今回で10回目。クリスマスイヴの夜を目いっぱい楽しませてくれそう。
<Daisuke Asakura X'mas Dinner Show 2005>
12月24日(土) ヒルトン東京ベイ クリスタルボウルルーム
[問]ディナーショー事務局/ライブステーション 03-5743-6660(平日11:00~18:00)

それと、accessの活動も変わることなく行い、<NACK5 SUPER COUNTDOWN LIVE 2006>への出演が決まっている。開演は21時。大好きなバンドと年明けを祝ってみよう。
2005年12月31日(土)
大宮ソニックシティ 大ホール
[問]ホットスタッフプロモーション 03-5720-9999

最後に、今年最高の盛り上がりを見せた10月9日に行われたソロツアーの模様をリポートしておこう。
会場はお台場のZepp Tokyo。この日はオールスタンディングではなく椅子が用意されていた。ライヴの始まりも落ち着いた雰囲気で、スクリーンに切り絵風のイラストが映し出されるところからスタートした。実はこのイラストは絵本のように物語仕立てになっていて、ストーリーの展開に合わせてライヴが進行していくという趣向だ。
大ちゃんがステージに登場するとすぐに総立ち。冒頭から「Sistema Sol」、「Antares Pain」と縦ノリのサイバーなナンバーが続き、客席は一気に沸騰した。ほとんどの曲はシーケンスフレーズを使い、その上に浅倉のシンセでソロやメロディが彩られるという構成で、テクノやトランス風の曲調や轟音ともいうべき大音量はいつもと同じ。
ノリノリの曲が並び、浅倉のヴォーカルも多かった前半だが、エレクトリックグランドピアノのみを使ったピアノソロからは少し雰囲気が変わった。場内は水を打ったように静まり返り、まるでクラシックのコンサートのような荘厳な空気が流れる。それに続く「Jade of sorrow」、「Replicate VIRUS」、「Embryonic Trigger」も、テクノではあるけれどスケールが大きくドラマチックな展開で聴かせるアレンジ。
終盤は怒涛のトランス攻勢。「Rose Line」ではスクリーンにバラの花が映し出され、「Red Coler "anemone"」ではお約束のトランジスタメガホンでヴォーカルをとる。さらに「Robots」では前半にショルダーキーボードを持って現れたR2-D2(等身大?)が再び登場し、サポートキーボーディストの守尾はライトセーバーを振り回す。とにかくメンバーも楽しげでノリノリ、大いに盛り上がった。
最後の「Message from 7 Lights」ではまたもや雰囲気をがらりと変え、静かにピアノ弾き語りでプレイ。しかも他の曲のようにヴォーカルをエフェクトで加工せず、ほとんどナマの声でのパフォーマンスだ。このしっとりとした雰囲気の中で、絵本のストーリーもエンディングを迎えた。
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