スヌープら支援のギャング創設者、知事が死刑中止嘆願を拒否

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スヌープ・ドッグやジェイミー・フォックスらが支援運動を行なっていたギャング「クリップス」の創設者、スタンリー“トーキー”ウィリアムスに対する死刑執行中止の嘆願を、カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワツネッガーが拒否したと、AP通信などが報じている。

スタンリー“トーキー”ウィリアムスの死刑執行日が決定して以降、スヌープ・ドッグやジェイミー・フォックスらも参加して大規模な死刑中止運動が行なわれていたが、最終的な決定権を持つアーノルド・シュワルツネッガー知事が嘆願を拒否したことにより、予定通り12月13日にカリフォルニア州サン・クウェンテン連邦刑務所にて死刑が執行されることになる。

既に報じられている通り、2件の強盗事件によって計4名を殺害した罪で'81年に死刑を宣告されたスタンリー“トーキー”ウィリアムスだが、獄中にてギャングによる暴力反対を訴える活動によりノーベル賞の受賞候補にもなるなど多大な評価を受け、死刑から終身刑への減刑を求める声が全米規模であがっていた。

K.Omae, LA
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