ノエル、ジョージ・ベストを称える

オアシスのノエル・ギャラガーが、先日亡くなったサッカーのレジェンド、ジョージ・ベストを追悼した。ベストは60年代、無敵のマンチェスター・ユナイテッドが「赤い悪魔」と呼ばれていたころの主要メンバー。天才的なプレイヤーというだけでなく、その容姿から“エル・ビートル（５人目のビートルズ）”とも称された。ノエルは、自身がサポートするマンチェスター・シティのライバル・チームで活躍した選手だったとはいえ、その功績をこう称えた。

「ジョージはサッカーの領域を超えてた。５人目のビートルズって言われてただろ。すっげえ、かっこよかったよ。ナイト・クラブやブティックをオープンして、フェラーリに乗ってさ、ミス・ワールドと寝てんだ。１つだけやってないことがあるとしたら、ミュージックをプレイしなかったくらいだな。もしやってたら、それもかっこよかったに違いない」

何度か本人に会ったことがあるというノエルは「彼はほんとに面白い人だった」と話している。

週末（12月３日）故郷北アイランドで行なわれたジョージ・ベストの葬儀には、10万人の人々が見送りに訪れた。同郷のミュージシャン、ヴァン・モリソンからも哀悼のメッセージと花束が届いている。

Ako Suzuki, London