<RIJF2005>マキシマム ザ ホルモン、人生変えちゃう夏かもね!?

ポスト
ROCK IN JAPAN FESTIVAL初参加となるマキシマム ザ ホルモン。どんなライヴを見せてくれるのか期待が高まる中、あまりの暑さに開演ギリギリまで木陰で休むオーディエンスたち。しかーし! マキシマム ザ ホルモンが始まった途端、SOUND OF FORESTステージにみんな走る、走る。あっという間にキャパ4,000人の会場は人で埋め尽くされ、入場規制がかかるほどの混雑ぶり。会場周辺のテントゾーンにまで人が溢れていたが、なんとここも入場規制がかかる。すごい人気だ。

ギラギラ照りつける日差しの中、メンバー登場。会場の温度はさらに急上昇し、1曲目の「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」から拳を振り上げ大盛り上がり。暑さを吹き飛ばす勢いでスタートした。そんな会場を見たドラムのナヲは、「この夏はヤバイこれ。(こんな舞台に立って)人生変えちゃう夏かもねー!」と興奮気味。「かわいくてすみません! YUKIちゃんよりちょっとかわいいです」「恋の街、八王子からきましたー」とMCも絶好調だ。「ロッキンポ殺し」、「Mr.ブギータンブリンマン」と続き、オーディエンスも休みなく飛びまくる。何より驚きなのは、男に負けず劣らずの迫力あるドラムを叩きながら、さらにコーラス、MCと、ホントにクソ暑い中、3役こなすナヲサマ。男よりすごいよ、あんた、恐るべし。

ラスト1曲の前に、メンバーから恋のおまじないを会場のみんなに伝授。“麺カタ!”と言いながら両手を頭上で叩き、親指を前に出して“こってり”と言いながら後ろに反った後、両手を前に出して“ヤッター!”と言うと、ステキな恋が叶っちゃう!(らしい。)そんな恋のおまじないをかけたところで、ラストの曲「握れっっ!!」へ突入。暴れすぎてヘトヘトのはずのオーディエンスも、最後までつきあうぜと言わんばかりにパワーを振り絞り、拳をあげる。全6曲、最後まで全力疾走、ファンもメンバーも完全燃焼なライヴを見せてくれた。

これだけ暑くて過酷な状況だったにもかかわらず、ライヴ終了後、「マキモンサイコーだったぁー!」とうれしそうに話していたファンのみなさん、みんなもサイコーでした!

photo/RUI HASHIMOTO

<セットリスト>@≪ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005≫GRASS STAGE 2005.8.5

1.包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ
2.ロッキンポ殺し
3.Mr.ブギータンブリンマン
4.恋のスウィート糞メリケン
5.ROLLING1000tOON
6.握れっっ!!

BARKS夏フェス特集2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010461
この記事をポスト

この記事の関連情報