日本の音楽配信、98%がケータイの着うた(R)/着うたフル(TM)と判明

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日本レコード協会(以下、RIAJ)は2005年1~6月までの上半期・有料音楽配信売り上げ実績を発表した。

協会に加盟しているレコード会社など42社が、ライセンスおよび販売委託で配信している楽曲データについて売り上げ実績をまとめている。

実際にダウンロードされた数を表す数量は、シングルは曲単位、アルバムは1枚分で1としている。金額の合計は141億6434万4000円、数量の合計数は1億1107万3000回。

このほとんどは「着うた(R)」「着うたフル(TM)」など、ケータイ向けの配信サービスによるもので、日本での音楽配信はケータイが先行していることを再確認できる。

金額では全体の96%に当たる135億9146万5000円、数量は98%に当たる1億890万3000回と圧倒的な比率となった。iTMSの上陸で注目を浴びているパソコンの音楽配信は、金額は5億3879万3000円、数量は215万2000回とかなり小さい。

インターネットやケータイ向けの市場が拡大していること、国際レコード産業連盟(IFPI)が統計を開始したことを受けて、今後はRIAJが四半期ごとに数値を公表するという。

問い合わせ先:日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/
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