<MTWB2005>No.1ヤンク★ロック・バンドのパフォーマンスを見せ付けた氣志團

ポスト
お馴染みのSE「BE MY BABY」が流れると、ステージ前に向かって走り出す人人人。お待ちかね、氣志團が登場! 「オ~ラァイッ!」という翔ヤンの気合マンマンの掛け声とともにライヴが始まるかと思いきや、「今日のために2日前から大阪入りしました。新地で140万使ったぜ(笑)。そこで言われました“めっちゃ好きやで、『ワンナイト・フィーバー』”」と少々長めな前フリを経て「One Night Carnival」でスタート。“右・左・右・左”とダンス指導もしっかり入れながら、一気に氣志團のペースに持っていく。しかし、ここでそのまま突っ走らないのがお祭り番長。おもむろに♪スイミースイミーよく食べる~という謎の歌を歌いだし、しまいにはコール&レスポンスまで促し、さらに♪スイミースイミ~と歌い続け、半ば引き気味のオーディエンスのリアクションを察知して「熱中症になるまでやるぜ」とニヤリ。間髪入れずに「スウィンギン・ニッポン」「恋人」を立て続けにお見舞いし、アイドル・デビューも果たしたバック・ダンサー、微熱DANJIのダンス・フォーメーションも見事にキメた。

「はじめましてのお友達も大勢いるよね? わかってるよ、前世で会ってるだろ? ロックは好きだろ? そうだろ? 猛だろ? 宗兄弟だろ?」と、マニアなネタを挟みつつ、「夢見る頃を過ぎても」、そして最新シングル「俺達には土曜日しかない」へ。特攻服姿のバック・ダンサーを従えて、汗だくになりながら全身でオーディエンスをリードした彼ら。團長も最後には長ランを脱ぎ捨て、「氣志團!」「サイコー!」のコールを湧き起こすほどに全力のパフォーマンスで走り抜けた、ピリオドの向こうへ。恐るべし、そしてさすが、No.1ヤンク★ロック・バンド!

写真●田浦 薫

セット・リスト@<MEET THE WORLD BEAT>2005.7.24
1:One Night Carnival
2:スウィンギン・ニッポン
3:恋人
4:夢見る頃を過ぎても
5:俺達には土曜日しかない

BARKS夏フェス特集 2005
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010016

MEET THE WORLD BEAT 2005 特集
https://www.barks.jp/feature/?id=1000010279
この記事をポスト

この記事の関連情報