iTMSの流れを受け、楽曲のダウンロード価格が値下げの動きへ

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既報のとおり、8/4にiTunes Music Storeが正式始動し、楽曲を150円~200円という低価格で提供することを受け、既存のダウンロード販売サイトでは価格の値下げを相次いで行っている。

USENが運営する「OnGen USEN MUSIC SERVER」は、210円~270円だったシングル価格を150円~200円へ、アルバムの価格も1200円~2400円から1000円~2150円へ値下げする。

レーベルゲートが運営する「Mora」は、東芝EMI、エイベックス ネットワーク、コロムビアミュージックエンタテイメント、ブルース・インターアクションズ、ジェイディスク ビーイング、レインボーエンタテインメント、エルディー・アンド・ケイの各社から提供されている楽曲の価格を値下げし、1曲あたり150円~200円、エイベックス ネットワークスのアルバムは一律1500円になっている。

リッスンジャパンが運用する「Listen Music Store」では、これまで270円と240円で販売されていた楽曲の一部が150円となったほか、アルバムについても一部が2400円から1500円、1575円から900円へと値下げされた。

「goo Music Store」や「MSNミュージック」、「Yahoo! ミュージックダウンロード」、「ORICON STYLE」などのダウンロード販売サイトでも価格を下げており、楽曲の購入しやすさがぐんと増している。

家にいながらにして最新の曲を買えるダウンロード販売。低価格になり購入のためのハードルが低くなったことで、好きな曲を手に入れやすくなったのは喜ばしいことだ。値下げと同時に「Mora」など一部のサイトでは、ポータブルプレイヤーへの転送を無制限にしたり、CD作成を10回まで許可するなど運用ルールを見直し、ユーザーの自由度を高めているところもあるようだ。
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