ジャミロクワイ、「新作には血と汗と涙がつまってる」

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ジャミロクワイのフロントマン、ジェイ・ケイが、「ドラッグ、女性、ケンカは過去のこと。新作『Dynamite』には、血と汗と涙がつまってる」と語った。

ジェイ・ケイは『The Sun』紙のインタヴューでこう話している。「もう女も車もおさらばさ。真剣に、このアルバムには血と汗と涙がつまってる。俺たち、ただ大急ぎで作ったわけじゃないんだぜ。すっげえ努力したんだよ」

新作は、ドラッグをやめてから制作を開始したという。「去年の1月1日にドラッグをやめたんだ。それで17日にスタジオに入った。ドラッグをやめようとしながら、アルバムを作るのは大変だったよ。(レコーディングに)集中しようとしたけど、何度もドラッグに足を引っ張られそうになった。簡単じゃなかったけど、最後には正しいとこにたどり着けたと思ってる。前より頭の中がスッキリしたからな。満足してるよ。100パーセント力を注げば、結果は出るものさ」

ワイルドな生活に別れを告げ、音楽を作ることに集中しようと決心できたのはファンのおかげだという。「4年も離れてたんだ。なんか特別なもので戻ってきたかった。不安もあったけど、俺にはアルバムを買ってくれるファンがいる。彼らのためじゃなかったら、13年もこの世界にいなかっただろうよ。自分を変えなきゃいけないって思ったんだ」

ジャミロクワイは7月3日、ロンドンのクラッパム・コモンで行われる<B-Live>フェスティヴァルに出演。その後、ヨーロッパ各地のフェスティヴァルでパフォーマンスする。<ライブ8>のパリ公演に出演するとも言われていたが、ジェイ・ケイはこう否定している。「俺が出るって聞いてんだけど、なんにも知らないんだよな。でも寄付するよ。エイメリー、出るの? もしそうだったら、彼女の足に伝言頼めるかな? 永遠に君の虜だって!」

Ako Suzuki, London
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