笑顔の使者、スマイルレンジャーにインタヴュー！

──まずはバンド結成のいきさつを教えてください。

ふじも（G）：僕と堂本と加藤の３人は高校の同級生で、そのときに結成したんです。でも卒業と同時に一度解散したんですよ。全員別々の学校に進学することになったから。でも、僕が進学した学校で、のぶに出会ったんです。彼はすごい格好をしてまして。目が痛くなるくらいの赤いズボンに赤のシャツに、金髪を肩まで伸ばしていたという（笑）。でも音楽的趣味は合って。話しているうちに、もう一度バンド活動をしたくなった。それで２人にもう一度声をかけて、全員が学校を辞めて、活動を開始したんです。

──そもそも、みなさんはどんなアーティストに影響を受けてバンドをやろうと思ったのですか？

堂本雄宇（Vo）：先輩が文化祭でバンドをやっているのを見てから、バンドをやりたいと思ったんですけど。でも音楽的に影響を受けたのはGLAYですね。

ハイ！加藤（B）：僕は、ラルク・アン・シエルです。ベースをみたらパッと目をひいて。そこからですね。

のぶ(Dr)：僕はね、尾崎豊に影響を受けましたね。カリスマになりたいって、ウソですけど(笑)。彼のように音楽で人に何かを伝えていきたいなぁって。ハートが止まらなくなっちゃって。ノンストップ・ランデヴーになっちゃったワケよ（笑）。

──そこからなぜドラマーを志すようになったんですか？

のぶ：尾崎豊と同時にBOφWYとかも聴いてたワケですよ。でバンドがやりたくなって、高校生のときメンバー集めたら、ドラムをやる人がいなくて。なら、オレがやるわ、ってコトになって。そこからですね。最初はギターをやりたかったんですけど。

──ふじもさんは、誰に影響を？

ふじも：中３の文化祭のときに不良風の同級生にむりやり弾かされてから（笑）。バンド活動は始まったんですけど。当時はGLAYのコピーをやってました。でも音楽的に影響を受けたアーティストは、X JAPANですね。こういうカッコいい音をやりたいって。

──そんな４人が出会ってバンドを結成したワケですが、結成当時はどんな音楽をやろうと思っていたんでしょう？

堂本：結成当初は、どんな音を作るかよりも、ライヴに興味があった。日々、一生懸命に練習して、ライヴで多くの人の前で披露するその姿をただ見てもらいたかったんで。

ふじも：最初はとにかく目立ちたかったんでね。

堂本：だから歌う曲は、ブームに流されていたものが多かったですね。でも最近はしたいことが見えてきたというか。

──そのやりたいこととは？

堂本：スマイルレンジャーというバンド名に通じるんですけど。みんなが笑顔になれるような音楽を作ることなんです。