パイオニア、交通状況に応じて自動選曲するカーステを発表

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パイオニアは、ハードディスクを搭載したカーナビシステム「カロッツェリア サイバーナビ」の2005年夏モデルを発表した。ドライバーの行動を予測して経路や時間などを割り出す「エージェント機能」を搭載している。

今回発表された製品は7インチ液晶ディスプレイを搭載したインダッシュ型の製品が2点、オンダッシュ型の製品が1点、ディスプレイを持たない製品1点の計4点となる。

いずれもドライバーの行動を予測するエージェント機能、いつ、だれとどこに行くのかという情報を元に経路を指定してくれる「ドライブプランナー」などが搭載されている。

CD-RやCD-RWにも対応しており、MP3やWMAファイルを再生できる。また、ハードディスクの一部を音楽データの保存に利用する「ミュージックサーバー」機能もあり、ドライバーの気分を予測して自動的に合った曲を再生する「フィーリングプレイ」のほか、天気や時間、渋滞などの外的要因をもとに選曲する「オートモード」を新搭載している。

面白いのは、ハードディスクを含むメインユニット(ブレインユニットと呼ぶ)を取り外すことができる点。家にブレインユニットをを持ち込むことができ、パソコンと接続してMP3やWMA形式の音楽データをコピーしたり、パソコンの地図ソフトのデータをカーナビに転送したりすることができるようになった。

なお、発売は5月下旬から順次行われる予定で、価格は21万円からとなっている。

問い合わせ先:パイオニア
http://www.pioneer.co.jp/
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