トヨタ、自動車向け世界初の音楽配信サービスを採用

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トヨタ自動車は、2002年10月より展開している自動車向け情報サービス「G-BOOK」のサービスを一新し、「G-BOOK ALPHA」として、対応するカーナビ搭載車向けにサービスの提供を開始する。

G-BOOK ALPHAは、事故の時に警察や消防に自動接続して緊急を知らせる「ヘルプネット」を標準装備するほか、デジタル著作権を保護する「G-DRM」を採用した音楽ダウンロードサービスなどを実現するシステム。

自動車向けとしては初めての音楽配信サービスで、対応するカーナビはハードディスクを搭載するもの。ハードディスクには、暗号化された1万曲以上の楽曲データが記録されていて、ユーザーは聴きたい曲のライセンスキーを携帯電話で購入する。ポップミュージックからクラシック音楽まで楽しめる「G-SOUND」と、カラオケ用の楽曲がメインの「AUTOLIVEカラオケ」などがある。

G-SOUNDでは、1曲につき3回まで40秒間の試聴ができる。新曲の追加は、まとまった曲数の入ったCD-ROMを年数回ほど無償で配布するという。ライセンスの価格は、1曲あたり1日限定で30~80円、無制限で100~300円程度になる見通し。

問い合わせ先:トヨタ自動車
http://toyota.jp/
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