レイザーライト、ロンドン直送ライヴレポ!
3月23日(水)、ロンドン北部のアレキサンドラ・パレスでレイザー・ライトのコンサートが開かれ、およそ8,000人の観客を熱狂させた。この公演は本来、2月に行なわれるはずだったが、ヴォーカルのジョニー・ボーレルが全米ツアー中に喉を痛めたため延期されていた。今回のツアーはバンドにとってこれまでで最大規模の公演となり、ロンドンでは同会場で2日間、およそ1万6,000人ものファンを前にパフォーマンスすることとなった。
全席立ち見の会場は、大混雑。観客の年齢層は20代が中心だが、バンドを崇拝しているのが一目でわかる中/高校生の姿も多く見られた。ちなみに2日目の公演には、オアシスのノエル・ギャラガーも訪れていたという。
バンドは「Rip It Up」でこの夜のショウをスタート。大きな会場に相応しいビッグなサウンドで会場を揺らし、オーディエンスもそれに負けないレスポンスを返した。オープニングの曲が始まってすぐに、彼らの演奏力が格段に上達したのが見て取れる。半年ほど前にロンドンのアストリアで観たコンサートとは比べ物にならない、迫力のあるパフォーマンスを展開していく。またそれとは別に、メンバーの格好もお洒落になったようだ。アストリアではTシャツにジーンズというあか抜けない服装だったが、この夜のボーレルは白いシャツにデザイナー・ブランド風の黒いジャケットを着用。まさしく“ロック少年”から“ロック・スター”へと変貌したかのようだった。
6ケ月前のギグは、お世辞にも上手いとは言えず素人くささを感じたが、この夜のステージはそれとは全くの別物。UKだけでなく全米ツアーを行なうなど場を踏んだためか、バンドは驚くほど成長した。演奏力が全体的にアップし、とくにドラムの力強いサウンドは印象的だった。またボーレルのヴォーカルも、歌唱力そして表現力ともども“いまUKで最もホットなバンド”という形容詞に相応しいレベルだった。ただ大きな会場に緊張しているためか、MCや笑顔が少なく、ボーレルの表情は始終真剣。何かに挑むような雰囲気を漂わせていた。しかしこれも、彼らなら場を踏むことによって克服していくのだろう。次のツアーが楽しみだ。
アルバムを1枚しか出していないため、演奏時間は1時間ちょっとと短いものだったが、その攻めるような気合の入ったライヴは、観客に大きな満足を与えたはずだ。
Ako Suzuki, London
全席立ち見の会場は、大混雑。観客の年齢層は20代が中心だが、バンドを崇拝しているのが一目でわかる中/高校生の姿も多く見られた。ちなみに2日目の公演には、オアシスのノエル・ギャラガーも訪れていたという。
バンドは「Rip It Up」でこの夜のショウをスタート。大きな会場に相応しいビッグなサウンドで会場を揺らし、オーディエンスもそれに負けないレスポンスを返した。オープニングの曲が始まってすぐに、彼らの演奏力が格段に上達したのが見て取れる。半年ほど前にロンドンのアストリアで観たコンサートとは比べ物にならない、迫力のあるパフォーマンスを展開していく。またそれとは別に、メンバーの格好もお洒落になったようだ。アストリアではTシャツにジーンズというあか抜けない服装だったが、この夜のボーレルは白いシャツにデザイナー・ブランド風の黒いジャケットを着用。まさしく“ロック少年”から“ロック・スター”へと変貌したかのようだった。
6ケ月前のギグは、お世辞にも上手いとは言えず素人くささを感じたが、この夜のステージはそれとは全くの別物。UKだけでなく全米ツアーを行なうなど場を踏んだためか、バンドは驚くほど成長した。演奏力が全体的にアップし、とくにドラムの力強いサウンドは印象的だった。またボーレルのヴォーカルも、歌唱力そして表現力ともども“いまUKで最もホットなバンド”という形容詞に相応しいレベルだった。ただ大きな会場に緊張しているためか、MCや笑顔が少なく、ボーレルの表情は始終真剣。何かに挑むような雰囲気を漂わせていた。しかしこれも、彼らなら場を踏むことによって克服していくのだろう。次のツアーが楽しみだ。
アルバムを1枚しか出していないため、演奏時間は1時間ちょっとと短いものだったが、その攻めるような気合の入ったライヴは、観客に大きな満足を与えたはずだ。
Ako Suzuki, London
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