iPod shuffle 512MB

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高さ85mm、幅25mm、厚み8.5mm、重さ22gとまさにチューイングガムほどの大きさのiPod shuffle


アップルコンピュータ


iPod shuffle 512MB


1万980円(税込)


アップルコンピュータ
Tel.0120-27753-1
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/
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iPodはハードディスク(以下、HD)を搭載していてたっぷりと音楽を詰め込めるが、HDは振動に弱く、たとえばジョギングやダンスなどをしながら聞くのはちょっと心配だった。
しかし、iPod Shuffleは振動にとても強いFlashメモリを内蔵している。これならどんな激しいスポーツをしながらでも好きな音楽を楽しめるゾ。
一般的に、HDと比べてFlashメモリは容量が小さい。iPod shuffleも512MBと1GBと二つのモデルがある。4GBのiPod miniと比較しても少なめだ。それでも、CDでいえば512MBで120曲、1GBで240曲は詰め込める。好きなアルバムなら10~20枚は入るので、ちょっとした外出ならまったく問題ないハズ。
逆に、とても小さくキュートになったメリットの方が大きいだろう。HDプレイヤーはどうしてもHDの大きさで本体サイズが決まってしまうし、重くなってしまう。iPod shuffleはチューインガムよりも小さく、22gとネックストラップの方が重く感じるほどだ(1GBモデルも重さは22g。大きさも変わらない)。




再生方法を切り替えるスライダースイッチ。電源ボタンも兼ねている
さて、名前にも付けられている「shuffle」。これはiPod shuffleのコンセプトだ。曲をアルバムごとに順番に聞くのではなく、あちらこちらといろんな曲をつまみ食い感覚で楽しもう!っていう提案なのだ。iPodシリーズには操作が手軽な「iTunes」というソフトが付いていて、パソコンと繋ぐだけでiPodに曲を転送してくれるが、iPod shuffleでは「オートフィル」機能が自動で音楽を選んでくれる。ポータブルプレイヤーを使ったことのある人は分かると思うけど、聞きたい気分に合わせて音楽データを入れ替えたりする作業は時間がかかるし、面倒くさい。入れ替えせずに毎日同じ曲ばかり聴き続けちゃうなんて経験をした人も多いんじゃないだろうか?
その点、iPod shuffleなら毎日違った曲をソフトが勝手に入れ替えてくれる。毎日新鮮な音楽生活が送れるんだ。もちろん、自分で好きな曲順に指定することもできる。ランダム再生と指定再生の切り替えも、背面にあるスライダースイッチでOK!




ボタン操作を行うと上部のランプが点灯する。裏面には、バッテリー残量を表すインジケーターもある
iPod shuffleには曲名を表示するモニターがない。基本がシャッフル再生と考えられているからだろう。そのため、iPodおなじみのクイックホイールがない。代わりに再生/一時停止/早送り/巻き戻し/ボリューム調整ができるコントロールパッドが付いている。曲を探して聞くという使い方をしなければ問題ない。このパッドは小さいながらクリック感も良好で、アップルらしさをしっかり感じられる。裏面にはスライダースイッチがあり、順番に再生するか、シャッフル再生するかを切り替える。これは電源スイッチも兼ねている。使って気になったことは、ほかのiPodでは一時停止させておくと自動で電源が切れるが、iPod shuffleでは使う人がしっかり電源を切らないとダメ。うっかり切るのを忘れて、聞こうとしたらバッテリーがカラだった、なんてことのないようにしたい。バッテリーの残量はインジケーターランプで確認できる。




USBキャップを抜くとUSBコネクタが現れる。USB 2.0に対応しており、USBメモリとしても使える
iPod shuffleの先端にあるキャップを外せばUSB端子が現れる。これをそのままパソコンのUSB端子に差し込めば接続完了。曲はiTunesに任せて自動で詰め込んでもいいし、新譜をじっくり楽しむもよし。パソコンに差すと充電もできるので安心だ。最大12時間も再生できるのも◎。ほかのiPodのように立てておけるDockも使えるが、別売り(直販価格:3570円)となっている。
また、iPod shuffleをUSBメモリーとしても使える。ディスク容量と曲容量をソフトで指定すれば、好きな容量の音楽を入れながら余りの領域を有効利用できるのだ。
ミニサイズで軽量、しかも値段もお手頃。初めての携帯プレイヤーとして選んでもいい製品だろう。





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