今年はまさに“TIME IS REGGAE”! 様々なDee Jayをフィーチャーしたアルバム・リリース!

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頭で考えずに、ただ聴いてて気持ちよくなれるアルバム

'90年初頭、湘南・葉山の海の家“OASIS”に集まったスタッフ達で結成された
ダンスホール・レゲエ・バンド、HOME GROWN(以下、HOME G.)。

日本のレゲエ・シーンを引っ張ってきたといっても過言ではない彼らが、
様々なDee Jayをフィーチャーしたアルバム『TIME IS REGGAE』をリリース!
そして今年のレゲエ・シーンの盛り上がりはまさに、“TIME IS REGGAE!!!”
アルバムのこと、レゲエの魅力や楽しみ方をバンドのリーダーTANCO(B)に直撃!
最新アルバム <試聴もアリ!>

『TIME IS REGGAE』

2004年 8月 4日発売
Flight Master / Pony Canyon
PCCA-02055 \ 3,150(tax in)

1 Irie Music feat. Pushim, Moomin, H.Man, Jumbo Maatch, Takafin & Boxer Kid
2 Slow Song feat. Chozen Lee (FIRE BALL)
3 夢想花 feat. Hideaki Konno (Rocking Time)
4 Under the Poinciana <G.Breeze Mix> feat. Moomin & BOY-KEN
5 熱帯夜 feat. JUNIOR DEE
6 アップ アップ! feat. HーMAN
7 The Hard Day's Nite
8 Private Collection feat. KREVA(KICK THE CAN VREW)
9 AT THE DANCE feat. LISA
10 PARTY UP feat. DABO
11 Burning Fire feat. YOYO-C
12 Cool Steppin'
13 Set Mi Free, Let Mi Be feat. MINMI & Boxer Kid(Mighty Jam Rock
14 TV. feat. Soldier & Micky Rich
15 EBB TIDE feat. Pushim
16 恋のダブル・ブッキング(:_;) feat.RANKIN TAXI & Leyona
17 Sunset Skanking


↑TANCOさんからメッセージが
届きました~!!!
(画像をクリック♪)
――最近はレゲエ・ブームと言っていいほどの熱い盛り上がりですね。日本のシーンを支えてきたTANCOさんは、この盛り上がりをどうみているのでしょう?

TANCO: 単純にうれしいですよ。これまで俺らが好きでやってきたことが、多くの人に受け入れられてるような感じで。

――TANCOさんにとってレゲエの魅力は?


TANCO: ビートですね。まぁ、ビートって言ってもいろいろありますけどね。でも、基本的にアフター・ビート(裏打ち)って一緒だから。このアフター・ビートに一回ハマると、“これがないとダメ”って身体になっちゃうんですよ(笑)。

――最新アルバム『This is Reggae』は、そんなレゲエの魅力が凝縮された内容だと思います。

TANCO: 頭で考えずに、ただ聴いてて気持ちよくなれるアルバムを、と心がけて作りましたね。

――ライヴ・バンド、HOME G.らしく、今作はバンドが持つライヴ感が上手く表われているなと。

TANCO: 今回は生音をメインに意識して作ったんです。少しは打ち込みも入っていますけど、俺たちってライヴ基本のバンドだから、ライヴ感のある生音を入れてナンボだと思うんで。

――その結果、ジャマイカでもアメリカでもない、“日本レゲエ”色がしっかり伝わります。

TANCO: 別にそういうものを作ろうという考えはなかったな。頭の中にあったのは、ジャマイカ人が聴いてもイケてる!と思わせるものを作ること。ヤツらに“日本ってヤバい!”と思わせるものを作りたかったんです。で、実際アルバムのミックス作業は、ジャマイカで現地のアーティストにやってもらうことになって…。

――ジャマイカ人アーティストの反応はどうでした?

TANCO
: めっちゃいいですよ。こっちがびっくりするほど。歌詞に関して、日本語だからよく分からないみたいだけど、オケに関してはすごく興味を示してくれた。「残ってくれ、オレのためにオケを作ってくれ~」とまで言われましたよ(笑)。でも、たぶんギャラを払ってくれないだろうから(笑)、やめときました。

――さて、アルバムにはラッパーのDABOKREVAをはじめ、個性的なアーティスト達も参加してますね。彼らとのコラボレートはどうでした?

TANCO: DABOやKREVAは、今まで一緒にやる機会があまりなかったので、レコーディングは刺激的でしたよ。その結果、彼らとでなければ表現できない音を作れた気がします。

――また、円弘志の「夢想花」をカヴァーしたのがすごくよかったです。

TANCO: 毎回アルバムには、“何でこのカヴァーをするの?”と思われるようなものを入れたいんですよ。それも日本の曲で。今回セレクトした「夢想花」は、キャッチーなメロディで、しかも何のことを歌っているのかよく分からないリリック(笑)、これぞレゲエにすべき曲だ!ってひらめいてカヴァーしました。

――レコーディングでの苦労はありましたか?

TANCO: 特に何もなかったなぁ。スタジオが重い空気に包まれることは一度もなかった。みんな「PUMP! PUMP! PUMP!」って盛り上がりながら完成させていった感じ(笑)。

――HOME G.は海の家“OASIS”を拠点に活動してますが、その場所が曲作りに影響する部分はありますか?

TANCO
: それは大いにあると思う。たいていデモができた段階で、OASISなり、海に行って曲を聴くんですよ。そこで雰囲気にしっくりくるものを選んで収録してます。

――なるほど。つまりは海に行ってアルバムを聴くべし!って感じですね。

TANCO: そうですね。ぜひ海水浴のお供に。でも、レゲエってそもそも自由な音楽なんで、どんな楽しみ方もできるんですよ。酔っぱらっているときに聴くのもよし、ダンスにもよし、さらにナンパにも使える、と何でもアリな音楽なので。各自適当に楽しんでください。
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