GNR、初期音源の差し止め要請が却下

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ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ(Vo)がハリウッド・ローズ時代のレコーディング物のリリース差し止めを求めた裁判で、米裁判所は今週はじめ、ローズの主張を否認したとビルボード、ロイターなどが伝えている。問題となったのはバンド初期のデモ音源を収録した作品『The Roots of Guns N' Roses』(US盤)。ローズはGNRの1stアルバム『Appetite for Destruction』('87年)をリリースする以前に、イジー・ストラドリン(Vo)ほかのメンバーと同アルバムの楽曲を制作した。ローズはGNRのグレイテスト・ヒッツ盤に影響が出るとし、商標権侵害、不正競争ほかの罪でこのアルバムをリリースしたレコード会社、Cleopatra Recordsを訴えていた。

『The Roots of Guns N' Roses』は15曲を収録し、'04年6月22日に米国でリリースされている。

関連ニュースでは、先週末、VH1のGNRの特番で何度も発表が延期されたバンドのニュー・アルバム『Chinese Democracy』が'04年11月にリリースされる予定と伝えられた。GNRのグレイテスト・ヒッツは米アルバム・チャート初登場3位を獲得した。

T.Kimura
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