P.ディディ、リムジン運転手との裁判で逆転無罪

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P.ディディが元リムジン・ドライバーから訴えられ、民事訴訟にていったん45万ドル(約5,000万円)の賠償金を命じられていた裁判が、P.ディディ側の上訴により逆転無罪になったとAP通信などが報じている。

元リムジン・ドライバーのセドリック・ボビー・レモン氏によると、'95年6月に行なわれたメアリー・J.ブライジのコンサートにて彼はリムジン・カーの運転手として雇われ、バックステージ・パスを付けて舞台裏にいたところ、2人のボディガードが舞台裏の人々を追い払おうとした際に、レモン氏は頭部を殴られたり、背中を蹴られたりといった暴行を受け、右足首の骨折を含む大ケガをした。

レモン氏はこのケガによって走ったり、ジャンプすることが永久にできなくなり、運転手としての仕事も奪われることになったとして、当時メアリー・J.ブライジのマネージャーであり、ボディーガードの責任者でもあるP.ディディに対して、賠償金200万ドル(約2億2,000万円)の訴訟を起こしていた。昨年8月の裁判で賠償金は45万ドルに減額された形で判決が下されていたが、P.ディディ側が上訴し、今週火曜日にノース・キャロライナの上級裁判所にて逆転無罪が言い渡された。

逆転無罪となった判決の理由については同ニュースでは触れられてないが、レモン氏の弁護士は現在のところレモン氏がこの判決に対して上訴すべきかどうかは決定していないと伝えている。

K.Omae, LA
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