インキュバス、パンテラからバギー・パンツをからかわれジーンズを贈られる

90年代、バギー・パンツを愛用していたインキュバスは、パンテラにそれをからかわれるのが2バンドの間でお決まりのジョークとなっていて、パンテラからジーンズをプレゼントされたことがあったという。
フロントマンのブランドン・ボイドは『Talk Toomey』ポッドキャストのインタビューで、こんな逸話を明かした。「パンテラはよく、俺らがバギー・パンツを履いているのをからかってた。90年代だったし、彼らはバギー・パンツ・タイプのバンドじゃなかったからね。僕らは違いをリスペクトし合ってたって僕は言いたいけど、ある時点で、それがお決まりのジョークになったんだ。そしたらある日、(パンテラのメンバー達)何人かが、真新しいWranglerのジーンズを載せた大皿とジャック・ダニエルを持って僕らの楽屋を訪ねてきた」
「ダイム(バッグ・ダレル)だったと思うんだけど、“お前らのジーンズは間違ってる。これを履け。ピッタリだぞ。それにこれを飲め”って言われたんだ。僕らが彼らにノーと言える? Wranglerのジーンズに足を突っ込んだの覚えてる。いまでもどこかに取ってあるよ。酒は飲んだとたん、吐きそうになった。僕は大酒呑みじゃないから」
「もし僕らのバンドを好きじゃなかったとしても、彼らは僕らを支援してくれた。それって素晴らしいことだよ」
Brandon Boyd joins the Talk Toomey Podcast to discuss his latest solo release, Echoes and Cocoons. Brandon talks about the back story of “Pocket Knife” and the origin of the lyrics. https://t.co/3pTRKknjJ7
— Talk Toomey Podcast (@TalkToomeyTalk) December 16, 2021
ブランドン・ボイドは先月、ソロ名義による新曲「Pocket Knife」をリリースした。約8年ぶりのソロ・アルバム『Echoes And Cocoons』(2022年2月発表予定)からの1stシングルとなる。インキュバスのほうも来年春、何か新しいものをリリースする計画を立てているという。
Ako Suzuki







