【インタビュー】柴崎浩、WANDSギターサウンドを語る「1990年代とかけ離れた感覚はない」

■ダサさと新しさの瀬戸際みたいなことも
■ひとつのケースとしてあるのかな
──それから年月が経ち、再びWANDSにスポットが当たることは想定していましたか?
柴崎:してないですね。
──人生、そんな風が吹くんですね。
柴崎:不思議ですけど、その時々で全力でやっておくもんだなって思います。WANDSも一生懸命やってましたから。だからこそ、人の心にとどまることができたものを作っていたんだなという思いはあります。それには過去WANDSに席を置いたすべてのメンバーに功績があると思います。
──それは間違いのない真実です。
柴崎:はい。ワクワクしますね。
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| ▲柴崎浩 ※画像4点 |
──ギターソロも珍しいような現音楽シーンですが、これからのWANDSサウンドは、どんなものならワクワクすると思ってますか?
柴崎:なんか、ダサさと新しさの瀬戸際みたいなことも、ひとつのケースとしてあるのかなと思ったり。“今、またこれやるんだ”みたいなものも、ある人にとっては新鮮だったりすることもある、とか。
──“ダサさ”って、例えばどういうもの?
柴崎:最近は、曲の構造がすごく多岐にわたっていたり、歌メロの譜割りが細かくなっていたりするものが、若い人に好まれる傾向があったりするけど、あえてもうちょっとシンプルなメロディをやってみようかなとか。躊躇しないで大胆に何かをやっちゃう部分もあっていいのかなって思っています。
──WANDSの大反撃を楽しみにしています。ありがとうございました。
取材・文◎烏丸哲也 (BARKS / JMN統括編集長)
ギター撮影◎西角郁哉

■シングル「真っ赤なLip」
2020年1月29日(水)リリース
▲通常盤
【通常盤(CD)】GZCD-7006 ¥1000+税
1. 真っ赤なLip
2. 時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜
▲名探偵コナン盤
【名探偵コナン盤(CD)】GZCD-7005 ¥1000+税
※『名探偵コナン』描き下ろしアニメ絵柄ジャケット
1. 真っ赤なLip
2. もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜
3. 真っ赤なLip -TV size-
・「真っ赤なLip」作詞:上原大史 作曲/編曲:大島こうすけ
・「時の扉 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇 作曲:大島康祐 編曲:柴崎浩
・「もっと強く抱きしめたなら 〜WANDS 第5期 ver.〜」作詞:上杉昇・魚住勉 作曲:多々納好夫 編曲:柴崎浩
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