フランク・オーシャンの新作、全米初登場1位

フランク・オーシャンのセカンド・アルバム『Blonde(Blond)』が、UK同様、本国アメリカでも初登場で1位を獲得した。全英と同じく、デビュー・アルバム『channel ORANGE』(2012年)の最高位は2位だったため、これがオーシャンにとって初の全米No.1となる。
『Blonde』は8月20日にサプライズ・リリースされてからチャートの集計が締め切られる25日までの6日間で27万6,000枚相当のセールスを上げた。これは、ドレイクの『Views』、ビヨンセの『Lemonade』に次ぐ2016年3番目の初週最速セールスだという。
オーシャンは『Blonde』のリリース2日前にヴィジュアル・アルバム『Endless』を発表しているが、Apple Music独占ストリーミングというユニークなフォーマットだったため、現在の規定ではチャート入りすることはできないそうだ。
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)の2位はドレイクの『Views』がキープ。先週まで2週連続でトップだった映画『Suicide Squad』のサウンドトラックが3位に後退した。
今週はフランク・オーシャンのほか、カナダ出身のラッパーTory Lanezのデビュー・アルバム『I Told You』(4位)、踊るバイオリニスト、リンジー・スターリングのサード・アルバム『Brave Enough』(5位)が新たにトップ10入りしている。
Ako Suzuki







