ヴィヴィアン・キャンベル「ホワイトスネイクは俺のキャリアにカウントしない」

月曜日(12月7日)からUKでスタートするデフ・レパードとホワイトスネイクのジョイント・ツアーを前に、ヴィヴィアン・キャンベル(G)が、デフ・レパード加入前一時的に在籍していたホワイトスネイクについて語った。
彼らと曲を作ったわけではなく、ツアーに参加しただけなので、ホワイトスネイクは彼のキャリアにカウントされないそうだ。
ヴィヴィアンはUK『Chronicle』紙のインタビューで、ホワイトスネイクとアルバムを作らなかったことを後悔しているかと問われると、こう答えた。「いや、全然。ホワイトスネイクのことは俺のキャリアの一部だと思っていないんだ。彼らと新曲を作ったわけじゃないからね。たった2年足らず、ものすごく長いツアーに参加したっていうだけだ。ニュー・アルバムを作ろうとしたんだけど、何やかんやで上手くいかなかった」
「デイヴィッド(・カヴァデール)はエイドリアン・ヴァンデンバーグと曲を作りたいって言っていた。彼らはいいパートナーシップを築いていたから、それは理にかなっていた。(ホワイトスネイクは)彼のバンドだし彼に特権があったしね。それに、エイドリアンは僕にバンドにいて欲しくなかったんだ。個人的な理由じゃない。ほかのギタリストにいて欲しくなかったんだよ。彼はホワイトスネイクのソロ・ギタリストでいたかったんだ。すごく気まずいシチュエーションだったよ。俺の元妻とデイヴィッドの当時の奥さんも上手くいってなくてさ」
ヴィヴィアンは1987年、ホワイトスネイクの「Still Of The Night」のミュージック・ビデオに出演し、その後ツアーに参加した。
ジョイント・ツアーを行なうことからもわかる通り、ヴィヴィアンとデイヴィッド・カヴァデールの間に確執があるわけではない。
リンパ腫の治療を受けながらツアーを続けているヴィヴィアンだが、今月初め、新薬が効き、腫瘍が小さくなりつつあるとの嬉しい報告をしている。

Ako Suzuki







