【イベントレポート】日本のアニソン好き外国人総勢12名がカラオケで競い合う「LIVE DAM presents NIPPON World Karaoke Grand Prix Cosplay 2nd」レポート

■石川由依 インタビュー
この日、ゲストとして映画『Green Flash』のオープニング・テーマ曲「ルシフェルの罪と罰」と「繭」を歌った石川由依に、イベント終了後インタビューをおこなった。
──今日のイベントを振りかえっていかがでしたか?
石川由依(以下、石川):各国で勝ち抜いた人たちが集まると聞いていたので、きっとすごいんだろうなとは思っていたんですけど、その予想を上回りました。コスプレもみなさん細かいところまでやっていらっしゃったりとか、歌自体もめちゃくちゃプロ並みの上手さだったり。それと、審査のときも言ったんですけど、感情が伝わるというか、日本語を喋れるか喋れないかは別としても、聴いていて伝わる表現力もみなさん持っていらっしゃってすごかったです。
──石川さんの方が緊張してしまったと言っていましたね。

石川:私も、大勢の前で歌ったのは前夜祭のアニソンフェスが初めてで、今日が2回目だったんですよ。だからみなさんと同じくらいかそれ以下くらいの経験しかなかったので、ゲストとして歌わせていただくのはプレッシャーがありました(笑)。
──いえいえ、堂々とした歌声でした。7月16日にリリースされた「ルシフェルの罪と罰」をお客さんの前で歌ったのは今日が2回目だったんですか?
石川:「ルシフェルの罪と罰」は2回目で、カップリングの「繭」は今日初めて歌いました。勢いのある「ルシフェルの罪と罰」のあとにバラードの曲だったので、初めて歌うということもあって、緊張しましたね。
──曲が対照的ですよね。それと、「ルシフェルの罪と罰」のPVでは黒い衣装を着ていますし、今日の白い衣装とはまったく逆ですね。
石川:そうですね(笑)。「ルシフェルの罪と罰」のPVは堕天使の黒いイメージなんですけど、「天使か、天使じゃないのか」という意味で逆に白いイメージもあって。それと今日は「繭」も歌ったので。繭をイメージした白い衣装を着ました。
──「ルシフェルの罪と罰」は第一興商制作の映画『Green Flash』のオープニング・テーマ曲ということなんですが、石川さんも主演のひとりとして出演していらっしゃいますね。
石川:はい、そうなんです。
──サイパンでロケがあったそうですがいかがでしたか?
石川:今までアジア系の外国はお仕事で行ったことがあるんですけど、サイパンは初めてだったんです。海がすごく綺麗で感動しましたね。最後の日は1日オフがあったので、スタッフさんたちと一緒に「マニャガハ島」に船で行ったりして楽しみました。
──泳いだりしたんですか?
石川:泳ごうと思って一応水着で行ったんですけど、私泳げないんで(笑)。途中で足がつかなくなりそうな時点で怖くて帰って来ちゃいました(笑)。
──映画『Green Flash』と「ルシフェルの罪と罰」はテーマとしてリンクしている部分もあるのでしょうか?
石川:この曲は地方から東京に出てきて色んなしがらみとかがあって自分を出し切れないとか、自分の思っていたものと違って色んなものにしばられて生活して、それで良いのかという悩みがあるシーンで流れる曲なんです。その「今の現状をいつか抜け出したい」という部分が堕天使として、いつか天使に戻りたいという気持ちとシンクロしているような気がします。
──LIVE DAMでもカラオケ配信されていますが、カラオケで歌うときのポイントがもしあれば教えて下さい。
石川:いやあ、私も実際この2日間で歌うことが決まっていたんで、ビッグエコーに行って練習していたんですよ(笑)。
──そうなんですか(笑)。普段からカラオケには良く行きますか?
石川:そうですね。本当に歌いたいときはお友達と行くよりも、姉と行って自分の歌いたい歌だけを自分勝手に歌うんです(笑)。「ルシフェルの罪と罰」は私もまだ自分でも歌っていて難しいなと思うんですけど、歌詞がストーリー性がある曲なので、是非歌詞を読みとって、気持ちを込めて歌ってほしいですね。私もまだまだ勉強中です(笑)!。
取材・文・写真●岡本貴之







