Hi-Fi CAMP、全曲シングル・クオリティの1stアルバム『1st BEST』特集

2009.08.11 17:20

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Hi-Fi CAMP 全曲シングル・クオリティ 1st ALBUM『1st BEST』特集

“仙台大好き”っていいながら、4人で一緒に音楽がやれてればいいなと思います

――ナルホド(笑)。同様に収録曲がまた13曲13様に濃厚で、でも1枚として聴けちゃう。これはどんなマジックを?

KIM:そこは曲順のチカラが多大にあると思います。前半はシングルが多いから、知ってる人はもちろん、知らない人でも入りやすいと思います。でも気づいたら、しっかりHi-Fi CAMPの世界にハマるようになっている(笑)。

――そのせいか、“Hi-Fi CAMPです”ってアルバムでありながら、日によって響き方が違うんです。好きな曲まで変わったりして。

NEW ALBUM 『1st BEST』

SOYA:いいですね! ちなみにどの曲が好きでした? 俺、『1st BEST』占いができるんで(笑)。

AIBA:初めて聞いた(笑)。で、どの曲ですか?

――えっと、今日の気分は「You are My Only」ですかね。

SOYA:おおっ。この曲が好きな人は乙女です(ニッコリ)。

――ちなみに、最初に聴いたときから掴まれっ放しなのは「朧月」。大好きです。

SOYA:「朧月」が好きな人は苦労人です(キッパリ)。

――苦労人の乙女か(苦)。じゃあせっかくなので、ひとりずつお気に入りの曲を教えてください。

SOYA:やっぱ「SENDAISTA」ですね。仙台に1曲書きたかったんで。

5th single 「だから一歩前へ踏み出して」

――“仙台に1曲書きたい”、いい言葉だ。

KIM:東京を題材にした名曲ってたくさんあるじゃないですか。すごくいいなぁって思ってたから、大好きな仙台に曲を作りたいっていう気持ちが強くて。

SOYA:ただ歌詞を書くのに2ヵ月かかったっす。“牛タン”も“ずんだ”も使わずに、大阪なら関西弁でイケるけど、仙台弁の“~だっちゃ”は知らない人が聴いたら某アニメのキャラクターみたいだし(笑)。その加減が難しくて。

TOSHIRO:僕は「朧月」かな。振り幅のあるアルバムの中でも、異色な感じがして。こう、すんごく地下の匂いがするんです。やっぱクラブ出身なんで、そこは嗅ぎ分けることができるっちゅーね、ええ。これまでの人生においても、刺激的でインスパイアされた曲です。

AIBA:僕は最後の「ありがとう、ずっと…」ですね。この歌詞がまた憎いんですよ。“ありがとう”のあとに“ずっと”って!

KIM:僕は1stシングルでもある「キズナ」です。原点中の原点だし、単純にライヴで歌ってても、特別なものが込み上げてくるんです。会場にいるみんなと、まさに絆を作りあげてる感じがして。アルバムを聴いてくれるみんなとも、堅い絆ができたらいいなぁと思ってます。

――昨年(2008年)6月にデビューして、今年8月にアルバムが到着。では、来年の夏のHi-Fi CAMPはどうなってるでしょう?

SOYA:んー、確実にいえるのは、仙台に住んでます。で、“仙台大好き”っていいながら、4人で一緒に音楽がやれてればいいなと思います。

一同:間違いないね!

取材・文●山本祥子

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