
■BARKS編集スタッフ統括レポート
菅原:今年のROCK IN JAPAN FESTIVAL、暑かったですねえ。
星野:本当暑かった~。
菅原:このフェスの3日間は、各地で今夏最高気温を記録したそうですよ。日焼け止め塗ってるのに、わたくし焼けました。
星野:あ、私も。時計とリストバンドの跡、残ったもんね。
菅原:帰ってきたとたん、会社の人に「焼けたね~」と言われて悲しかったです(涙)。
星野:3日目の午後は雨の予報だったのに、それも全然気配なしのピーカン。
菅原:実は私、強烈な晴れ女なんです・・・。すみません。
星野:あ、私も晴れ女!
菅原:なのに二人とも雨具の準備バッチリ(笑)。
星野:そーそー。フェスでサバイヴするには必要!
菅原:雨具とレジャーシートは必需品ですよね。
星野:だよね。私たちは、東京(新宿)駅~会場までのバスで行ったけど、結構楽じゃなかった?
菅原:バスに乗ったあとはラクチンですね。でも新宿は1日目と3日目、すごい行列だったんですよ~。
星野:確かに。初日行きと、3日目帰りは、東京のバスも並んだ。
菅原:バス乗り場の時点で、ここはもう会場なのか?ってくらいの人でしたね。
星野:そして会場、ひたちなか海浜国営公園だけど、広いね!
菅原:広いッス!広すぎですよ、移動が疲れる~。
星野:本当に。FUJI ROCKの会場ほどじゃないにせよ、途中の道で日陰がないところが多いし、コンクリートだしねぇ。
菅原:でも、うれしいことにレイクステージとグラスステージを結ぶシーサイドトレイン(1回¥100)なるものがある!
星野:あったね。でも開場時とか炎天下の時間とかは混むんだよねぇ。結局乗れなかった…!
菅原:私はダイエットのために乗らなかったのです。(強がり)

星野:マジ(笑)!ま、その代わりに乗ったのが観覧車。すごかったね~、会場の人、人、人が。
菅原:空撮カマしましたからね(笑)。¥500の空撮!安い!(※左の写真はグラスステージ周辺)
星野:もう、蟻んこなんだよね。人が。
菅原:この公園、半分遊園地でしたよね。パターゴルフのコースもある。そりゃ広いッス。
星野:肝心のイベント自体はというと、もう1発目のアーティストから大物かましてくれて、すごいフェスだったよね。
菅原:アーケードくぐったとたん、175Rの曲が聞こえてきましたね。
星野:やっぱり、あのブッキング力は、ロッキンオンならではと思うくらい強力だと感じたよ。
菅原:なんてったってフェスでサザン観れるとは・・・感無量です!
星野:サザンは22年ぶりの、フェス参加。本当サービス精神旺盛なんだよね。ただ歌うだけじゃなくて、お楽しみもいっぱい。さすがだった。
菅原:ダンサー陣満載のパワフルなステージに、みんなも感激って感じでしたね。あと私が今回注目していたのは、今年初参加のマキシマム ザ ホルモン。
星野:ドラムのナヲがバカでよかったね♪
菅原:ええ(笑)。彼女は、男顔負けのドラムを叩く上、MC、コーラスもこなしてすごすぎ。あのパワーは一体どこから・・・。
星野:緑に囲まれた穏やかなSOUND OF FORESTに、あの轟音マキモン(笑)。

菅原:そりゃ入場規制がかかるわな。
星野:THC!!もよかったよ。「雪」って彼らのヒット曲があるんだけど、それが流れると人がワーッと集まってくるんだよね。フェスって、そういうキラーチューンがあると、「どんなバンドなんだ?」って感じで人が集まる。
菅原:音で人を反応させるバンドってホントすごい。人を動かしちゃってるんですから。
星野:そうだね。詳しくは各レポートを見ていただくとして、このフェスはね、私が感じたのは、プロデューサー渋谷陽一の渋谷イズムがすごく反映されたってところ。
菅原:朝の朝礼委員長ですね!グラスステージの。
星野:そうそう。スタッフもすっごく多いんだけど、教育もきちっとされていてね。右側通行の推奨や、体調管理の推奨、フェスのマナーとか、すっごく呼びかけてるのね。
菅原:スタッフの教育はフェス1と言っても過言ではないのでは?と思うほど、スタッフのみなさんがテキパキしてるんですよ。
星野:そうなんだよね。渋谷氏は「音楽フェスたるもの、こういうべきだ!」って理想がね、すごくしっかりあるんだろうなと。それを若い人にしっかり伝えてるっていう点ですごいよ。どんどん大きくなるのもうなずける。
菅原:「自分の自由を守るために他人の自由も守る」ってちょっとした心遣いをみんなが持てば、全員が気持ちよく、自由にフェスを楽しめる。ということをよく伝えていると私は思いました。
星野:ふっ。若いな、菅原。……ってことはさておき、会場での食べ物もよかったね。
菅原:ハングリーフィールド最高です!木陰の下でごはん♪下に一部紹介しましたけど、これはほんの一部に過ぎなくて、あの屋台群は感動モノでした。

星野:うんうん。結構な数、出てたよね。30店くらい???
菅原:そんぐらいありましたね~。もしかしたらもっとあったかも。そしてうれしいことに今年から茶屋ビレッジという甘味処まで!
星野:こっちも堪能したかったんだけど、日陰が少なくて、太陽光線バリバリだったので、ちょっとのんびりできなかったね。
菅原:そうなんですよ(涙)。商品券を購入してから、店で商品をもらうんですけど、商品券購入の時点ですごい行列が・・・・。
星野:ねえさん、クレープは焼くのに時間がかかるのだよ(笑)。
菅原:でもこれ、改善されると思いますよ。なぜなら、ロッキンジャパンフェスの対応の早さはすばらしいですもん。
星野:ところで、このフェスで一番印象的だったのは何?
菅原:会場のあの熱気と一体感!こう波が押し寄せてくるような、なんともいえない快感が夏フェスの醍醐味だと思います。
星野:うんうん。私も(年甲斐もなく?)サンボマスターのときに前方で見たのだけど、暑さのなか頑張って登場を待ってるときに、スタッフがホースで水を撒いてくれるのよね。それだけで盛り上がるっていうか(笑)。
菅原:フェスに行く人はそれがやみつきになるんでしょうね。あとは・・・公演終了後に打ちあがる花火!
星野:花火いいよねぇ。間近で観る花火は、「花火が上がってる」というよりは、「花火がふってくる」って感じなのよね。
菅原:夏フェスの締めと言えば花火、これを見ないとフェスが終わらない。
星野:3日間、本当マジで死ぬほどハードだったけど、楽しかった!
菅原:暑さのあまり、1日目で、もうダメだ~って弱気になったりもしたんですけど、フェスが盛り上がっていくにつれて、元気なる。やっぱり夏フェス最高♪
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